いよいよセンター試験ですね。
受験生の皆さんには、悔いの無いよう平常心で試験に臨んでもらいたいと思います。
塾での進路指導という仕事柄、全国の大学を色々調べていると「ここ、もっと評価されてもよいんじゃないか」と思うような大学がいくつもあります。
一方で、首都圏に住む高校生・保護者だと
「首都圏から出るなら、国公立大学でないと…」
「東京に大学はたくさんあるし、わざわざ一人暮らししてまで遠くの大学に行くのも…」
と思う人も多いですよね。
そんな中、個人的に首都圏を出てまで行く価値があると思う大学の一つが、名古屋にあります。
名古屋と言えば国公立だと名古屋や名古屋工業、私立だと南山や愛愛名中(愛知大学、愛知学院大学、名城大学、中京大学)なんかが有名ですよね。
そんな有名大学の陰に隠れた、オススメの優良大学が豊田工業大学です。
そう、あの世界の自動車メーカーのTOYOTAです。
トヨタ自動車が社会貢献活動の一環として設立した大学になります。
※なお、キャンパス所在地は豊田市と思いきや、なぜか名古屋市天白区になります。
設置学部は工学部先端工学基礎学科のみの単科大学ですが、工学系志望の受験生には是非併願先の一つとして考えてみてほしい大学です。
学部内容としては、機械システム・電子情報・物質工学の3分野を横断的に学ぶカリキュラムとなっています。
私立理系で一人暮らしとなると、まず気になるのが学費ですよね。
豊田工大ではトヨタ自動車より財政的支援を受けており、授業料はなんと年額60万円となっています。
この授業料は私立大学の中では破格であり、国公立大学並と言えます。
次に就職率ですが、開学以来就職決定率毎年100%を達成しており、抜群の就職実績を誇ります。
就職先もトヨタグループの主要企業を中心に大手企業が名を連ねます。
どんなサポートが行き届いているかというと、豊田工大では専任教員1人当たりの学生数が約10名と少人数であり、且つ学生1人あたりの大学支出額が日本トップクラスという教育環境が整備されています。
加えて、大学で積極的に行っている産学連携(産業界とのパイプはかなり強いです)やインターンシップ等も就業力の育成に大きく役立ってそうですね。
海外研修への参加率も高く、大学としてもグローバル化に向けた多様な取り組みを実践しています(英語教育も学部4年間の中で徹底しています)。
手厚いサポートがなされているからこその、就職決定率100%なのだと思います。
気になる入試方式・難易度についてですが、1次試験(A方式・B方式)はセンター試験の結果のみで合否が判定されます。
A方式はセンター試験5教科7科目型、B方式は3教科4科目型の方式でいずれもボーダーは80%~85%くらいは必要です。
意外にも、出願期間は1/30必着なので自己採点やセンターリサーチ結果を見てからでも間に合います。
その後、2/8に1次試験の合格発表があり、2月中旬に2次試験の面接という流れになります。
個人的にはGMARCH・関関同立よりオススメかも、とも思っています。
キャンパスリニューアルの工事も今年完成予定となっているので、綺麗なキャンパスで研究を深められそうですね。
工学部志望の人は、ぜひ検討してみてください。
豊田工業大学12の魅力
1. トヨタ自動車が設立
2. 授業料は年額60万
3. 専任教員1人あたりの学生数約10人の少人数教育
4. 「機械システム」「電子情報」「物質工学」の全てを学ぶカリキュラム
5. 第2の専門知識(副専攻)の修得
6. 各学年で豊富に設定されている実験・実習
7. 世界トップクラスの企業で行うインターン
8. 学部4年間を通して学ぶ英語
9. 海外研修への高い参加率
10. 学生1人あたりの大学支出額は日本トップクラス
11. 充実した独自の奨学金制度
12. 抜群の就職実績