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中国企業のEhang(イーハン)は、アメリカにて初となる空飛ぶタクシーの飛行テストを実施しました。同社の空飛ぶタクシーは、都市部の渋滞を緩和するのに役立つことが期待されています。
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2人乗りの空飛ぶタクシー 
中国広州を拠点とするEhangが開発する空飛ぶタクシー「Ehang 216」は2人を乗せて、最高時速約130kmで飛行することができます。またドローンのように垂直に離陸/着陸ができるので飛行場が必要なく、狭い都市部での新しい交通手段としての利用が期待されています。
さらに自動運転技術を用いることで、パイロットが必要ないのも特徴。これにより、乗客を運ぶだけでなく、貨物を運搬するといった用途も想定されているのです。
飛行性能は実証済み
Ehangは中国にてすでに空飛ぶタクシーのテスト飛行を繰り返しており、さらに同国の広州では都市交通としての採用も発表されています。また、ヨーロッパでもテスト飛行を実施済みです。
そして今回、アメリカのノースカロライナ州にて実施されたテスト飛行では、試験場にて5分間の飛行に成功。招かれた関係者の中には、州知事のロイ・クーパー氏も含まれています。アメリカではFAA(連邦航空局)からの飛行許可を取得しており、今後はそのテストの規模を拡大する予定です。
今後は世界に展開へ
EhangはすでにアメリカのNASDAQへも上場しており、今後本格的に資金を集め、世界中でのサービス提供を目指しています。さらに機体を販売することで、他社による空飛ぶタクシーサービスの展開も後押しする予定なのです。
文/塚本直樹
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