第二回純日本人会講演会のお知らせ
佐藤氏が今一番熱心に提言しているのが、保証協会が保証しない20%の信用保証分を2兆5千億円の予算を組んで保証しろというもの。中小企業への全金融機関の貸付金についてバブル崩壊後、財務省、金融庁の完全保全条件の履行要請から貸付金残高の流量が大幅に減少しているので信用保証協会も特例として100%とする、保証原資2兆5千億円=50兆円融資を中小企業のスケールに応じた運転資金の確保をさせる第二次安定政策の緊急提言をしている。
小渕内閣の第一次安定化では要保証原資1兆円で保証総額20兆円・追加10兆円、計30兆円で日本全国で172万社が利用し、デフォルトが5,7%でした。日本の中小企業は「実直」、「真面目」、「勤勉」を証明しました。
佐藤氏は現状の日本経済が極度の資金不足(貧血状況 - 度合 第5期)で病状からの緊急輸血が必要な状況であり、これから極めて厳しく、日本企業で働く人の70%を占める中小企業が元気が出ないと日本経済は立ち直らないという信念で政界へ働きかけをしておられます。
もし今仮に2兆5千億円の信用保証原資で保証協会が保証すれば総保証枠は50兆円です。もし50兆円の融資が実行するとそれだけで消費税が2兆5千億円入ると言う事になります。更にお金は次々と回転しますから更に消費税は増えます。ならばやれば良いと言う事になりますが、政治家に話すと理解してくれても内閣までには中々上がって行かないらしいのです。
佐藤氏は政府を動かすには実業の世界で活躍する方々の声も重要だと考えておられます。
純日本人会としても現状の日本経済は、政府の絶好調という見解とは認識を異にして極めて危険な状況と認識していますが、その認識は佐藤氏も全く同様で、倒産が増えることを大変心配しておられます。そこで今回は佐藤氏をお招きして、保証協会で審査の現場の実情をつぶさに見てこられた佐藤氏ならではのお話を拝聴したいと思います。
純日本人会 会長 栗原茂男
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第一回目の薩川隆一氏の講演会に続き、信用保証協会で永年審査を担当し、政界へも積極的な働きかけをして中小企業への貸出に尽力されて来られた佐藤敬一氏をお招きして第二回の講演会を開きます。
http://www.junnihon.com/?page_id=30 http://www16.ocn.ne.jp/~koumura/sato/sato1.pdf http://www16.ocn.ne.jp/~koumura/sato/sato2.pdf
日 時 : 10月10日、6時~8時 会 場 : 目黒区 鷹番住区センター (電話 03-3715-9231 03-3715-9231) 地図http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/juku_center/takaban/index.html
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4ADRA_jaJP349JP352&q=%E7%9B%AE%E9%BB%92%E5%8C%BA%E9%B7%B9%E7%95%AA%E4%B8%89%E4%B8%81%E7%9B%AE17%E7%95%AA20%E5%8F%B7&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl
講 師 : 佐藤敬一 テーマ : 第二次特別信用保証制度の提言 参加費 : 2千円