日本の農業の國際的な競争力の問題は、サラリーマン時代、30年以上前のハーバード派遣留学時代から提言している事ですが、医薬品等、他の部門では5年位の猶予期間を設けて自由化してきましたが、農業部門は政治力が強すぎるのが禍して自由化への努力が殆どなされずに今日に至りました。
他方、私は近い将来、生き残りをかけた戦争が避けられないと信じています。
中国は民主化されない限り13億の市場にはなり得ず、たかだか8千万の、それも独裁政権の国ゆえの極めてリスクの高い市場だと思いますが、仮に13億が豊かな生活をするようになったら、インドもありますから、エネルギー等の資源も、食料も足らなく なり、中国所か地球が破綻してしまうと思います。
従って従来の戦争とは異なる、生き残りをかけた戦争が始まると思いますが、わが国がそれを避ける方法は、唯一、世界一の軍事大国米国との同盟を強化すると同時に、日本自身が核を含めた圧倒的な軍備を完備して世界に誇示し、 戦わずし
て勝つ態勢を整えるしかないと思います。
他方農業は、政治力に頼っていては 30年立っても殆ど変わらず、たとえTPPを当面避けたとしても根本的には変わらないでしょう。
乱暴な言い方を承知でいえば、兎に角TPPへの参加を表明した上で背水の陣で合理化を推進しなければ日本は何年先延ばししても変わり得ないと思います。
期限を切って合理化を進め、その上で落ちこぼれるものにはセーフテイネットをはるべきで、今の所得補償は最悪の政策でしょう。
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