墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019当然といえば当然の結果ですね。…まさか、男女で揃うように調整したんじゃないか、と疑いたくもなってしまうのは、しかし東京医科大の身から出た錆です。東京医科大、男女の合格率に差なし 今年の一般入試 東京医科大は医学部医学科の今年の一般入試の合格率が、男子16・9%、女子16・7%と男女でほぼ同じだったことを20日、ホームページで公表した。女子や多浪生を不利に扱う得点操作が明らかになった昨年の合格率は男子が8・8%、女子が2・9%と3倍超の差があった。得点調整を排除したことが反映されたとみられmainichi.jp12845
墨東公安委員会@bokukouiもっとも、発覚して叩かれたからやむなく女子も入れたのであって、体質が本当に変わったかは分かりません。私は図書館で東京医科大の紀要を見つけたもので、昨年度一年分をざっと見ましたが、この問題について触れたのは76巻4号(2018年10月発行)の「あとがき」だけでした。「大変な一年」だけ。2:36 PM · May 22, 2019·Twitter Web Client37 Retweets38 Likes
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019Replying to @bokukouiさらに、わずかに入試差別問題に触れた?といえる東京医科大のこの紀要で、巻頭言はアメリカのロズウェルパーク癌センターというところの乳腺外科主任教授である、高部和明氏が「これからの日本の医療のリーダーを育てる」と題して、アメリカの医学部事情を語っているのですが、これが…12218
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019著作権で東京医科大に訴えられても面倒なので、行数を数えてきっちり半分だけ画像で引用しましたが、この高部教授の「巻頭言」はまず、アメリカの医学部入試は大変難しく、みな高いモチベーションでものすごく勉強する、と述べて、最初の引用部に続きます。11010
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019で、最初の引用部の後は、5年間の外科レジデンシーでも生存競争は続き、高部教授の学年では6人中3人が成績不良などで解雇され、生涯医師になる道を閉ざされたと述べて、もう一つの引用部に続くのです。11111
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019この高部教授の原稿がいつ執筆されたか定かではありませんが、東京医科大では女性であるというだけで、競争のスタートラインにすら立たせてもらえなかった人たちがいた、という事態が明らかになってからのものだとすると(10月発行号掲載なので、分かっていたのでは…)、あまりに無神経と感じます。11622
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019それを置いても、「我々はもっとも優秀だからもっともハードに働けるのだ」、そしてそれだけの金をとるのだ、という主義の医者ばかりになると、それはそれで怖くはないでしょうか。それこそ、「自業自得で透析になった奴なんかほっとけ!」という、長谷川豊的マッチョイムズになりませんでしょうか。21630
墨東公安委員会@bokukoui·May 22, 2019病気という不運に突き当たって、悩み苦しんでいる人に寄り添う、という医師の姿は、高部教授の「夢」からは見えてきません。そういうのは看護師かカウンセラーに外注するんでしょうか。でも、病者という弱者に寄り添おうという思いがないと、結局は治療の成果も上がらないのではないでしょうか。1522