単身者の自炊はコスパが悪いとして、どうして栄養価、バランスの良好な食べ物を安価に提供する外食、中食産業がビジネスとして成立しないのかというところに、色々ムズイ問題が内包されていると思うんですね。
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結果として外で栄養価の良好な食事の市場規模が小さくなり、規模の経済が出ないので価格は高くなってしまい、余計に安く栄養的に問題があるが味や量で満足度の高い食事を選ぶ動機が強くなりますね。 日本の住宅市場において高性能の窓が非常に高価なのと同じような問題。
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単身の自炊がコスパ悪い(からやらない)を突き詰めていくと特に男性は酒とジャンクフードにまみれてアル中と生活習慣病になって早死にしがちですから、コスパを突き詰めると人生やめるのが自分にも周りにも良いよ?的な結論になってしまいますし、それもまた一つの真実なのだろうとも思います。なむ。
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食事産業で給料を出すには国、建物貸主、各種取引先にたくさんのお金を払った最後ですから、その原資をどうするのかとなると食べ物の原価は極力抑えると考えるのは自然。となると健康的な短期で影響をもたらさないものは外部性として、当事者には無視されることになる。
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この辺の事情を考えず規制や課税をすると、低賃金サービス業は雇用のバッファであるために、現場からも大きな不満が出る。かくして外食が健全になることはないので、家族をもって家族規模でスケールを出しまともなご飯を食べましょうくらいが穏当な結論になってしまいます。
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現代は人と人とが関わるとき、接近するときに必要とされるルールの厳しさが強化されているので、他人同士のルームシェアも難しい、かと言って家族形成もも難しい。 結果的にあぶれた負け組の単身者は粗末な飯を食べ、酒や薬に溺れ、早死にしていく的なことが起こっていくんでしょうね。悲しいけど。
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それでも昔の人より全然長生きなのだから十分なのだと言うこともできるわけではありますね。 苦痛を共同体全体に与えてまで世帯所得格差を縮めることで、結婚成立件数を増やしあぶれて粗末な飯を食べる人を減らすべきだとは多くの人は考えていないということです。
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