お寺にある貼り紙に書いてあったとされる“名言”が、ネット上で話題になっている。
きっかけとなったのは、ひとりのツイッターユーザーが5月23日に「これ誰が考えたんだよ…」という文面でツイートした1枚の写真だ。写真には、毛筆で書かれた貼り紙が写っており、そこには、
「一人でいると孤独感 二人でいると劣等感 三人でいると疎外感」
という言葉が記されている。写真をよくよく見ると、貼り紙の上には「浄土真宗本願寺派(西本願寺)光林寺 伝道板」の文字が見えることから、これはお寺の境内の貼り紙だと思われる。
同ツイートは、投稿から4日目となる5月27日16時時点で約1万7600回リツイートされる人気となっており、この“名言”に対する反応も多数。ツイッター上には、
「どえらいマイナス思考の人やなぁ~」
「ネガティブまっしぐら…」
「救いは無いんですかっ…!?」
「わかり過ぎる位わかる。孤独感は無いけど」
「いいなこれ。どうしたって結局悩むんだから、観念しろという意味だと思う」
「私は一人でいると自由!二人でいると親密感、三人でいると連帯感(あるいは多様性)かも」
など、共感から異論まで様々な反応が投稿されている。
そして、この言葉が話題になるなかで注目されているのが、俳優の阿久津愼太郎(18歳)だ。2014年4月より放送されている連続ドラマ『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)などに出演している若手俳優である阿久津は、2014年1月27日、自身のブログにこんな文章を書き込んでいるのだ。
「1人でいれば、孤独感
2人でいれば、劣等感
3人でいれば、疎外感
ボクは、こんな感じ」(原文ママ)
阿久津が、自身の性格について語るなかで出てきたこの表現。今回の話題を受けて、この阿久津の言葉が貼り紙の「元ネタなのでは?」と指摘するユーザーも現れているが、どうやらこの貼り紙は、2012年9月にも別のアカウントで投稿されており、阿久津がブログで投稿する以前に貼られた可能性が高そうだ。
ツイートでも投げられている、「誰が考えたか?」という疑問はさておき、人間の複雑な感情を表現したこの深い言葉は、多くの人の心に突き刺さっているようだ。
(R25編集部)
ブーム再来?お寺の秀逸名言が話題の
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