松山英樹(27)=レクサス=は2バーディー、3ボギーの73、1オーバーで首位と7打差の87位と出遅れた。小平智(30)=アドミラル=も同じく87位。キーガン・ブラッドリー(米国)とセバスティアン・カペレン(デンマーク)が6アンダーでトップに立った。今年初戦のタイガー・ウッズ(米国)は3アンダーで21位だった。
この大会は予選2日間で南北2コースを回る。松山は順位としては出遅れたが、来年の全米オープン開催に向けてさらに難度を増した南Cを1オーバーでクリアし、少しほっとしたようだった。
2週前のソニーOPから使い始めた新兵器、テーラーメード社製ドライバーでのショットが、本人も「びっくりした」というほど好調。パー3を除く14ホール中、10ホールでフェアウエーをとらえた。しかし、その一方で2打目以降の精度がいまひとつで、バーディーチャンスになかなかつかない。伸ばしたい18番パー5も2オンを狙った第2打を右バンカーに入れ、寄せ切れずにパーで終わった。
第2日は好スコアが出やすい北C。「第2打以降が悪くてもこれくらいで終われた。明日は5アンダー、6アンダーくらい出せば、週末がおもしろくなる」と話した。