【Tips,FLP】Skrillexみたいなボーカルチョップを作る【Face My Fears】
1/24/2020 14:02
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こちらの記事の詳細となります。
1.ボーカル素材を用意する
まずボーカル素材を用意します。今回のようなパターンは"ハァ~↑ア~↓みたいに特定の単語を言っていないアドリブ素材"が決まりやすいです。また声を張り上げていたりピッチが上がっていたりするパートもあるとそれっぽくなります。
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2.ボーカルをカットアップする
ここからが本番です。ボーカルをカットアップしていきます。まずメインのメロディラインを考えます。これはinitなシンセで仮打ちしておくといいと思います。
そしてメロディーに合わせてカットアップをしていきます。オススメは8分か16分にとりあえずフレーズを全部スライスして、パズルのように埋め込んでいきます。またこの際ですが、元のフレーズより3つ以上transposeすると機械っぽい声になってエフェクティブな音になります。
ピッチがうまく合わせられないという方はTunerを使いましょう。
ここで重要なのが、同じ音を使う際に同じスライスしたサンプルを使わないこと。例えばEの音のスライスしたものがあり、メロディーでEが2回連続したときに同じスライスしたサンプルを使わないことです。
FLだったらMake Uniqueして別のスライスした部分をうまくストレッチして使いましょう。
連続して使わなければ(1個別のスライスを挟むなど)使っても違和感はありませんが、なるべく沢山の発音パターンを使いたいので、同じスライスを多用するのは控えましょう。
後でLFOToolでファンファンさせるので、アタックなどは気にしないで大丈夫です。ですが音量調整はしっかりやりましょう。
3.カットアップしたものを書き出しハモを作る(カットアップする)
カットアップしたものを一度バウンスしましょう。バウンスしたら、バウンスしたものをさらに複製してハモリを作ります。
ここで絶対必要なのが+5Transposeした3度ハモり。-7Transposeしたハモりもあると厚みが出ます。
4.エフェクトをかける、オートメーションを書く
いよいよエフェクトをかけていきます。まずカットアップしたハモリもメインも同じバスに送ります。
エフェクトチェインはこんな感じ。SerumFXが3つありますね。
一つ一つ解説していきます。
1.EQ
ローカット。シンプル。
2.OTT
音を派手にするツールです。ハイを気持ち強めに
3.CamelCrusher
軽く歪ませます。歪ませすぎ厳禁。britich cleanがオススメ
4.SerumFX(1個目)
ここで積極的に音作りをしていきます。
HyperでDetune強めに、Phaserで揺らし、Chorusで少し広げます。
そして肝となるのがディレイとフィルターのreverb。
CompressorはOTT二台目だと思えばよいです。
ディレイはRiddimなどでよくやられる手法なのですがディレイタイムを極端に短くし発振させ鉄のようなロボットのような質感を出します。薄くかけましょう
フィルターはReverbで同じく質感を整えます。これも薄く。フィルターの微調整がとても難しいので試行錯誤してみてください。
5.SerumFX(2台目)
ここではFormantFilterが使いたいためSerumFXを立ち上げています。
CutoffとFormantのオートメーションを書くといい感じにワウワウ言ってくれます。フィルタータイプは1~33好みのものを使用してください。
6.SerumFX(3台目)
役割はLFOToolと同じですので、持っている人がいればそっちを使ったほうが手軽で良いと思います。
ここでXshaperを使って疑似LFOToolを作ります。EDIT Aで設定をflat0に、driveつまみを0にしてLFO1にXshaperのMixを-100%でアサインします。
ここの調整で音のリリースがまるで変わるので細心の注意をしてください。また調整に時間をかけてください。
7.リミッター、マキシマイザー
クリップ防止用
(あとリバーブかけるといいです)
オートメーションはFormantとSerumFX(3台目)のLFO Speedを書きます。(好みによってはリバーブも)
フォルマントは感覚です。キーボーディストになってください。
SerumFXはフレーズに合わせて1/8、1/16など合わせていってみてください。
5.シンセをレイヤーする
これはやるとより良くなるのですが状況に合わせてです。(今回はやっていません)
別チャンネルでシンセを立ち上げます。今回はSerumを使用。ベル系のWavetableがいい感じに合うと思います。カットアップと同じLFOでボリュームをコントロールしてください。コードはいい感じのを組みます。
6.カットアップしたものをベースにボコーダーをかけたものをレイヤーする
ここもメチャメチャ重要です。iZotopeのVocalSynthを今回は使用します。先ほどカットアップしたボーカルを再度複製し、別チャンネルで立ち上げます。
そのチャンネルでVocalsynthを立ち上げ、MIDIトラックを作成し、先ほど作成したシンセと同じフレーズで打ち込みます。
VocalsynthのMixを調整すると、カットアップが前に出てきたりしてオススメです。
7.全部まとめてバスコンプ、サイドチェイン
音をまとめます。
まとめ
超面倒だけどやった分だけ効果は出ます。
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