新サクラ大戦感想1話~4話

*新サクラ大戦の全要素をガチネタバレで書きますので大丈夫な方のみご覧下さい。また、全体的にマイナスな感想になります。

 

サクラ大戦、1週クリア後の感想。

まず私のサクラ大戦スペック

セガサターンサクラ大戦1の頃からのファン
・歌謡ショウにも長年通ってシリーズ全キャラクリアするぐらいガチ
・映画やOVAも全部見てる。ゲーム以外のコンテンツもだいたい触れてる。

 

V以降沈黙していた間もサクラ大戦ファンを名乗り活動を続けていました。
そんな中、まさかのサクラ大戦がゲームで本当に復活すると知り大喜びして発売日を今か今かと期待して待っていました。

 

体験版もプレイ、事前に発売された新ゲキテイも購入して聞いて凄く期待してました。
でも新サクラ大戦の詳細が発表された時から、どうしてもぬぐい切れない不安要素が1つ。「旧華撃団は消滅した」という設定。大好きでずっと追い求めて来たキャラ達が消滅…??どういう事なの?
発売前に情報を公開していく公式生放送を見てもスタッフは語ってくれず。どうやら何があったかはゲームをプレイしないと分からないしスタッフも詳細を公開するつもりはないらしい。

 

藤島康介先生から久保帯人先生にキャラデザイナーが変わり、さすがに違和感ありますが新しい新花組の5人もいろいろ情報が出て来る度に好きになっていきました。
今ぶっちゃけると正直初見は新花組のデザイン、初穂やクラリスの配色イメージカラーだけしかないし「なんだこれ…」ってなってたんですよね。上海、倫敦、伯林の方が可愛くない?っていう意見も見るけど気持ち分からないでもないと思うぐらいには。
まあ藤島先生ここ数年でちょっとアレな事やらかしてたし不採用になるのも仕方ないか…。キャラデザに関しては私は心から良いね!と言える訳でもないけど否定的でもないって所に落ち着きました。
旧華撃団、というか旧シリーズから出て来るキャラは「神崎すみれ」ただ1人。


不安と期待を抱えながら、ついに発売日当日新サクラ大戦の初回限定版が届き。

 

【1話】新たなる風

主人公の神山くんが着任、さくら・初穂・クラリスと出逢い新花組再結成。ここは熱いです。帝劇の作り込みが本当凄くて。え、実写ですか?って思うような所もあったり、舞台の床にリアルな傷があったり。帝劇だぁぁぁぁ!!(喜)って大手をふって歩いてました。これは愛がなければできない仕事だと。

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キャラのモデリングも凄い可愛いし動きも自然で凄い!
服の布の質感まで表現してあるのには感動しました。

隊長はモギリ任命や初出撃に「花見の準備をせよ!」があったり。

サクラ大戦だ!!!と胸が躍りました。
「ももたろう」の公演がしっちゃかめっちゃかになってしまってるのも初期の花組も舞台のセット破壊したり舞台の上でケンカ始めたりを思い出させてちょっと嬉しかった。
でも1話でモギリ任命→いきなり時間が飛んで1週間後とかになるのは正直どうかと思いました。これは一応事前情報で知ってはいたんですが。
大神や大河の1話は1日1日ちゃんと描写されてましたよね?別に「ももたろう」の公演一週間後な必要とか全くなくない???なんであそこいきなり時間飛ばしちゃったんだろう??
ブロマイド収集仲間な本郷いつきちゃんに「いつもさくらさんと話してるお兄さん!」って言わせたかったから?…そんなのなんとでもなるよね…?着任したてのすぐの一週間を全く描写しないってのは物語のスタートダッシュとして微妙だな。と思いつつ、まあ…許容範囲か。


戦闘は従来のシミュレーションからアクションへ。個人的にはシミュレーションのままで良かったんじゃと思いました。いえ、アクションなのは実は別に良いんですけど、操作出来るキャラが固定なんですよね。
主人公神山と、その回のヒロインの子のみ。
一応周囲でもう1機?操作出来なくても一緒に戦ってくれてる子もいるんですけど、プレイヤー操作は2人のみ。アクションになった弊害というか…シミュレーションのままなら全員動かせたろうなあって。
個人的には戦場のヴァルキュリアサクラ大戦と同じ開発チームのゲーム。戦闘がわりとそのまんまサクラ3以降の3D戦闘の進化系)みたいなの期待してました。

「3」のミニゲームに「光武ナックル」っていう今回の戦闘アクションみたいなものが過去一応存在してて、その時自分で自由に動かせるのも良いなあやってみたいなあとも思ったので、その夢が叶った意味では嬉しかったんですが。
なんというか、「全員で戦ってる感」が欲しいと思ったんです。
とか思いつつもアクションになった初めての作品だから多少は仕方ないのかと。

 

1話から出る世界の華撃団、上海華撃団に関しては漫画版ですでに1話で因縁付けてこられるってのは知ってたので反応薄かったですが、漫画版で初めてその展開を知った時は「帝国華撃団バカにすんな!」とイラッとはしてた。

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ただ、漫画版はボコってる場所が帝劇前だったからまだ良かったんですが、ゲーム本編だと場所が魔幻空間(敵の作った空間)なんですよね。魔を倒すべき華撃団が、敵本拠地内で実力が伴ってないにしても同じ華撃団をボコるってなんやねんってとんでもない事になってました。

 

新シリーズ構成のイシイジロウによると、上海隊長・シャオロンが天宮さくらをボコって来た理由は…

 

 

 

 

だ、そうです。

漫画版1巻が重版かかった記念にドヤ顔で解説してたものです。

いや、その尊敬してる初代帝劇の神崎すみれが運営する新帝劇の花組ボコるってどういう心境??私には全く理解できません。わけがわからないよ。

というか言われて初めて初代帝劇尊敬してるって知ったよ。ゲーム本編やってても漫画版読んでてもそんなの微塵も伝わって来なかったよ。

 

初見はお約束の1つの勝利のポーズもあったりして安心して終了してました。

んが、漫画版はイシイさんが勝利のポーズ入れるか迷ったとか言ってて驚愕。 サクラシリーズファンからしたらそこ迷う所じゃないからね?!あって当たり前レベルだからね?!

 


【2話】手のひらほどの倖せ
事前に公開されたキャラソンが凄く綺麗でお目当てキャラのクラリスの主役回!あっ、やっぱりクラリス良いな。初回ヒロインはやはりこの子の方向で…と思いながらプレイを続ける。
劇場内に落ちてるブロマイドで旧華撃団の嫁キャラを発見したりして大喜び。こうして旧キャラのブロマイドとか出してくれるって事は前向きな解釈しても良いよね?!とも思いつつ。

 

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ただ、結構近くまで寄らないと光らないので3Dのマップをぐるぐる視点動かさないといけなくて真剣に探すと3D酔いしてしまうので、2話まではファミ通でブロマイドの場所書いてくれてるから回収したけど3話以降はたまたま見付けたヤツだけでいいや…ってなりつつ。

 

すみれにゲキゾウくんに変身させられて「帝劇の宣伝をしろ」と言われ…

初見は実はこれも「は?ナニコレ??」と思いました。本編にガッツリ関わって来るものじゃなくて、サイドストーリーとかおまけ要素の何か?と思って、まさか普通にメインストーリーに関わって来るやつだとは…

デザインはポケモンで有名な方ですけどね。

いやデザインはともかく使い方よ。

ボタン1つで着ぐるみに入れるのもどういうカラクリ??

 

ここであざみとアナスタシアも合流して新帝都花組が全員集合に。
旧シリーズと比べると2話で全員集合って最速です。
(ちなみに「1」は3話、「2」は4話、「3」は5話、「V」は6話です)
今回は1華撃団だけの物語ではなく、世界の華撃団のキャラも出るので早々に集合させたのかな?まあキャラと一緒にいられる機会がそれだけ多くなるって事ですし、これはまあ良いかなと。

 

クラリスが脚本を書く事になり、その参考にするためにデートして下さい!
この辺は事前情報で予想してた展開でした。
漫画版はデート全カットでクラリス悩むところもほぼカットなんですよな。どれだけ端折ってるんだ…漫画用にある程度は整理しなくちゃいけないだろうけど、いくらなんでもカットしすぎでは…

 

クラリスとデートで入った上海華撃団の運営する中華料理店で突然グルメアニメになって「?!」となる。っていうかアニメ絵でのイベント絵出すんだ…?わざわざ3Dにしたんだから基本CGでたまにアニメムービーで良くない?
過去シリーズはキャラ立ち絵もアニメ絵だったから一枚絵出されるのも分かるんですが。CGキャラとのギャップが凄すぎて物凄い違和感を生んでいる。というかそのアニメ絵の作画が大分怪しい。
違和感が凄い上に作画が微妙って。
その料理アニメギャグはなんなの…

 

ちなみにエターナルアルカディアっていうやっぱりサクラ大戦チームが開発したRPGゲームがあるんですけど、それはオールCGキャラでやってるんでCGキャラのみでイベント表現というのはセガ的に不可能な技術ではないです。

 

 


【3話】平和の祭典
華撃団大戦開幕。
最初この設定聞いた時「なんじゃそれ」ってなりました。
会場も無駄に現代的。太正時代なのに。
いやでもこの世界蒸気でなんでもできちゃう世界だったし…太正14年に紅蘭が映像通信機を開発してる世界なんで、立体映像での仮想敵とかで戦うとかも、まあ納得出来なくはない範囲。

 

真宮寺さくらソックリの敵「夜叉」が現れてあれは真宮寺さくらでは?という話にすみれが「有り得ない」と反論。だってさくらは帝都にはいないから。


そして3話で何故すみれ以外の旧華撃団メンバーが存在していないのかが理由が判明。10年前の降魔大戦の時敵ボスの「降魔皇(こうまおう)」と戦った時、「二都作戦」にてもうひとつの帝都、幻の都市「幻都(げんと)」を作り出し、そこに旧華撃団全員の霊力をもってして封印。そして華撃団メンバーも一緒に封印されてしまった。
だから「消滅した」
すみれのみが残っているのは、霊力が枯渇して封印で使い物にならなかったから。

 

「消滅した」という文脈から穏やかではない事が起こってるのは覚悟してたけど…どんな気持ちで旧華撃団メンバーがその戦いに挑み、封印を実行したかを考えただけで涙があふれて来てこの話をされた直後、しばらく泣いてしまってプレイが出来ませんでした。
そしてみんなが帰って来る場所を1人守り続けてるすみれさん。涙がしばらく止まりませんでした。

 

ぶっちゃけこれが1番私が新サクラ大戦で気になってる所でした。

だって、サクラ大戦1からずっと好きだったキャラ達がどうなったかですもん。
ラストで何かしら救いがあるはず…
夜叉も真宮寺さんじゃないんだろ?
と気持ちを持ち直してプレイを再開させます。

 

世界の華撃団の残りの倫敦と伯林にも初遭遇。
世界の華撃団では1番気になってる伯林、そしてエリスさん。
伝説のトップスタア、すみれさんに話を聞きたい…ってなるのは最高に可愛かったし誇らしかった。元々私、艦これで提督やってた経緯から伯林のキャラデザの島田フミカネさんでヒャッハーしたので余計気になってたキャラ。

 

やっぱり華撃団大戦の初戦の相手は上海なのねってなりながら不慣れな新しくなった戦闘のアクションで撃破。基本戦闘キャラ固定だけど、ここだけ連れてく子を好きに選べました。でも2人だけですけど。
クリア後から見たら本当に戦闘員を自由に選べるのここだけでした。
(華撃団大戦2回戦目は1人はさくら固定)
上海戦、私は狙ってるクラリスとまだ操作した事がないっていう単なる興味本位でアナスタシアを選んで出撃しました。ここは特に苦労もせずに勝利。
2セット勝って終了だと思ったら直接対決する事になり「今までの何だったん」状態に。クイズ番組のラスト問題か。

 

ビックリしたのがライバル華撃団の3人目。
3VS3競技なのになんで2人しか発表されてないんだろう…??って思ってたら3人目は完全モブ扱いでゲーム本編には機体が存在してるだけ。

OPに後ろ姿がチラッとするだけでした。
華撃団の突撃部隊メンバーがこの扱いって…(;´Д`)
メインに絡めなくても良いからキャラ絵ぐらいは出して欲しかったですね。

というか「演舞」要素はどこへ。

 

 

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見たら倫敦の3人目らしき子はゲーム内ムービーで顔出ししてました(画像左上)

個人的には凄く好みなんですが…この子も普通にメインに出してよ…

 

 


【4話】仮面の下
あざみの主役回。
事前人気が高め?な子。確かに可愛いし切れ長目の子供枠って初だしついに出た忍者キャラだしいろいろ新鮮。でも何故か私はそんなつもり全くないのにあざみちゃんの信頼度下げる選択肢ばっか選んじゃって、あざみちゃんが花組の中で1番信頼度低くなってしまった…相性悪いんかしら(;´Д`)

 

突然の犯人当てゲームやら。
というか負けた上海解散なはずだけど普通に活動してるのは何故。
クラリス厨二病発症してたのがwこれ連鎖イベントだったりするのかな?

あざみと神山に降魔のスパイ疑惑がかかって華撃団連盟に連れて行かれる。っていうかクリア後から見ると、どんだけ酷い自作自演なイチャモン付けて来てるんだって話ですね。(お前らがそもそも降魔だろって話だし、スパイが誰か知ってるやんけ
結局あざみの育ての親のおじいちゃんは本物の忍者って事で良いんでしょうか。何か蛇とガマ召喚してたけど、あれはどういう事だってばよ。霊力がある世界だから霊力で作ったとかそういうノリで良いのかな。

 あざみちゃんの過去の話もちゃんとされたり、1番サクラ大戦っぽい話だったかも。

 

この4話の戦闘が体験版に収録されてた戦闘だったんで、余裕かまして戦ってたら体験版と敵が違ってたりして四苦八苦。まあ…そうだよね。体験版は初心者がやるもんだしな。
最後に夜叉が帝劇を襲撃。
桜花放神はなってくる。
おい、待って…

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