さてと。 かぐや様は告らせたい 165話 の感想(かぐ活)です。
前回合併号のあおりをうけてヤングジャンプ自体が休刊。まあ赤坂先生もご多忙のようですし,いろいろ心配なところもあるだけに,ゆっくり休まれたのであれば良いんですけれどね。単行本刊行の進行もあるので,なかなかゆっくりというわけにもいかないのでしょうが。
さて第2期が4月にせまるかぐや様,グッズ展開も余念がないところである。
家庭人ゆえに個人的には物理的なモノを入手できない僕ですけれど,このフィギュアはなかなかよくできているように見えます。全高25㎝の藤原千花とか面白すぎるので,ぜひみなさん予約してゲットしてみてください。よかったらご報告をばいただけると嬉しいかも。
今週のかぐやさん
さてその2週間ぶりの本編は巻頭カラー。
春めいた,もとい色ボケめいたかぐやと白銀の生徒会室の空気のように「どピンク」色の背景には,幼児退行一歩手前な恋する乙女の世界観が描かれています。
自らに見立てた人形に,これまた会長の人形にキスさせているその姿を見れば一目瞭然,いまのかぐやさん気持ちはとにかくラブ。ラブ・ドラマチックにとにかく会長に愛されたい。そんな気持ちが朱に染まった頬からも感じられます。ちくしょう,この色ボケ娘ー!お可愛いじゃねぇか。
もはや毎日が日曜日ならぬ「恋曜日」な四宮かぐや。
その世界はラブで回っている。いやむしろ回るべきだ。そんな謎の精神で,天の動きすら変えてしまいそうな勢いです。今の君はキラキラに光って,呆れかえるほど素敵。だってこんな感じですからね,四宮さん。
どこぞのNG騎士かお前は(知らんがな)。
そんな強烈な「かぐや好き好きモード」な今回のお話であります。
四宮かぐやはいちゃつきたい
まあ四宮さんの気持ちも分からなくもないんですよ。
もともと彼女,四宮家ではあんまり羽を伸ばせないし,そもそも家には会長いないしね。じゃあ生徒会室はというと,昼休みやら放課後に仕事をしなければならないから,存外会長と二人っきりになれないじゃないですか。
ただですら多忙すぎる二人。しかも会える時間は少なく,二人きりになれる時間はさらに乏しい。もっと手をつないだり,いっぱいギュッとされたり,いっぱいチュッチュしたり,もっと凄いことをしたり。
やりたくてやりたくてたまらないのに,二人が逢瀬を交わせる時間はあまりにも乏しい。そんな時に禁断症状のように会長を求める四宮さん,もはや体が火照ってどうしようもない状況ですよ,これは。
ああ...なのに...。
恋する人は生徒会長。学年1位のワーカホリック。愛だの恋だの没頭していても,そこは真面目人間・白銀御行ですからね。仕事大事で妻放置。これは正妻もご不満顔ですわー。昼下がりのなんちゃらですわ(違)
伊井野ミコを宥めたい
しかしまあ,最初に触れたように生徒会室は会長とかぐやのラブルームにあらず。他の役員たちも忙しそうに,はた...働いていなかった!
って草ァ!
前回,見事にやらかした藤原千花は,食いもので伊井野を懐柔していた。
前回ラスト,口八丁手八丁な藤原トークで誤魔化したものの,やはり伊井野さんだって人間ですからね。ふと漏れた先輩の本音を完全に消し去るには学年1位の学力が色々邪魔をいたしますし。おすし。
そんなわけで,伊井野ミコ三大欲求の一つ「食欲」を満たすことで挽回しようつする作戦。
もちろん石上には
「見える...読める...過去から未来のお前の動きが...すべてッ!このカスどもの動きがッ! 読めるぞ!」
ってくらい読まれていますが気にしない。
そんなものは無視してしゃにむに突っ込むのが藤原走法。餌付けで気分良くさせて,渋谷デートで機嫌取って...
石上のツッコミが笑えます。
ふ。お前,そっくりそのままリボンをつけて返してやるぜ!
石上がいつもやらされていることそのまんまじゃん。これは本当にブーメランですね。賭けてもいい,いつか藤原と石上の立場を変えたお話が描かれるはずだから。これに藤原千花の魂を賭ける!(え)
四宮かぐやは構われたい
とまあ,面倒な
一応本来の職務の手伝いを申し出て,やることないとわかったらさっと生徒会室を出る。もう石上は二人が付き合っているのわかっていますからね。義兄と義姉のラブアフェアーを邪魔したりしないわけですよ。イイヤツダナー...!
扉が閉まる。二人きりであることを確認する。
即・決・断!いちゃつくなら今。圧倒的にナウ!
ようやく二人っきりになれたと思ってさっと水を差し向けてみれば,まさかの会長のつれない返事である。は?何こいつ。この四宮家令嬢四宮かぐやが「ご休憩」に誘ったのに労働に勤しむとか一体どうゆう了見...
などと思っていなかった!
もうそういうのは「終わった」んです。
はぁはぁ...。やっと気持ちがつながったんですから,今さらそんなことを思ったりはしない。むしろ別のところもつなげたい。そのくらいがっついた中学男子生徒並みの恋愛欲求が燃え盛る。
はー。いちゃつきたい。
いっぱいナデナデされたい。
めっちゃギュっとされたい。
そのほっぺにチュってしたい。
いやむしろ舌をねじ込みたい。
そんな感情が駄々洩れてきそうなくらい,平日午後の授業でなぜか怒張した自分の息子に困惑する男子中学生以上に,ラブに性にがっついている四宮かぐやである。つれない相方に思わず恨めしい目の一つも流したくなるってもんじゃないですか。
ちょっとお茶目なお痛もしてみたくなるじゃないですか。
はい,してみました。
白銀御行は構いたい
お可愛いこと!
やっとその気になってくれたと思いきや,会長もまた本気モードである。つれない。
こんなに恋する人がお可愛らしくお茶目をしてくれるのに,会長ときたらいけずぅ(まる子)である。
完キレした恋の暴走列車。四宮かぐやの本気印であります。
青年誌のくせにパンツ一つ描かない漫画史上最高のラブ連撃を四宮かぐやは繰り出すのに,まるで聖人かよってレベルで無反応である。おかしい。何十発も強烈なやつをお見舞いしているのに,なぜ会長のダメージゲージは0%のままなんですか。とっくにぶっ飛んでいておかしくないはずじゃないですか。
さしもの四宮かぐやもがっかりである。
自分の魅力は仕事以下ですか。はー,そうですか...と拗ねたところからーの,これ。
ハァハァ...もういいです?
取り消せよ!今の言葉!
かぐやさんのラブアタックは十分に会長に効いていた。
なんだこりゃ!0%だと思っていたダメージはぶっとび直前の惰性205.7%ですよ!
仕事を成し遂げるという義務感でガードしながら耐えに耐えたかぐやさんの誘惑。
もう限界?限界?限界を超えて~♪ラララ星の彼方~♪
抑えられていたリビドーは止まらない。
血走ったその目がちょっと怖いくらいですが,仕方がないですよね。会長もかぐやさんを構いたくて仕方がなかったんですもの。
この後めちゃくちゃ〇〇した。そう,エロ漫画みたいにー!(してない)まる。
余談
うむ。
イチャイチャしているところが見たいと思っていたし,実際見れてニヤリングの嵐だったわけですが,実際のところ感想としては「とってもニヤニヤした!」で終わっちゃうから困りますね...。
いや,実にいいお話だったですが。所詮ぼくは妄想という名の考察ライター...。
随分やることやっているみたいですけれど,まだまだ二人はピュアな関係であると思いたい。ぶっちゃけヤル場所もないしなー(ぶっちゃけすぎる)。
さて今回修学旅行の準備をなぜか生徒会長が仕切っていたわけですが,そろそろ2年生も修学旅行編ですかね...。並行して1年生ズだけになる生徒会室の動きも気になるところですが。どんな塩梅になるでしょうか。
とか先々のことを予想していたら,普通に続きが来たりして。
なんとなく盛り上がっちゃって,ABCの最終段階に進みそうになっちゃう二人が来たりして。(そして早坂か眞妃に止められる)
4月からアニメ第2期も迫り,益々楽しみな「かぐや様は告らせたい」界隈である。次週はどの星の下にお話が来るのやら。楽しみである。再度まる。
現実逃避のご案内
Google検索で記事が出なくなったら、検索語に「現実逃避」を付け足すと見つかりやすいです。(もっと簡単なのはブックマーク登録。これを機会によろしくお願いします)
はてなブックマーク→
最新コミックスなど
- 作者:ヤングジャンプ編集部
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/12/23
- メディア: Kindle版
かぐや様は告らせたい 16 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: 赤坂アカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/09/19
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
*画像はヤングジャンプ2020年第8号 『かぐや様は告らせたい』165話より引用しました。