妻への傷害の疑いで兵庫県警西宮署に書類送検された阪神・守屋功輝投手(26)が23日、西宮市内の球団事務所で会見を行った。
夫人が昨年、西宮署に被害届を提出。23日発売の「週刊文春」が守屋のDVなどを報じているが、球団は前日22日に甲子園近辺に守屋を呼び出して事情聴取。谷本本部長は「本人の口から改めて聞いた内容と相当食い違っております。我々としてはそちら(守屋の意見)を信用して対応していきたいと思っております」と説明した。
以下は会見の一問一答。
「本日は私事でお集まりいただき、ありがとうございます。また、大変お騒がせし、応援してくださっているファンの方々、チームメートや関係者のみなさまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしていまい、申し訳ありません。週刊誌の件につきましては事実と異なることが多く、今後につきましては弁護士と話し合いをし、法的措置を取ることも検討しています。また、球団の方からは他の選手同様にキャンプインしていいと言ってくださったので、そこはしっかり感謝の気持ちを持ってチームに貢献できるように、これから取り組んでいこうと思っています」
―一部ではDVやモラハラの報道があった
「夫婦げんかが日常茶飯事に起きてまして、妻の方から暴れ出して引っかかれたりとか、そういうことを止めるために手首を持ったことはあります。持った上でもまたやろうというのがあって、ああいった写真のような内出血になったんだと思います」
―谷本本部長は守屋自身が妻からの日常的な暴力で悩んでいたと
「本当、けんかは日常茶飯事で起きていて、何か妻が思い出すと引っ張って手をあげられたりとか、遠征中にグローブとか通勤で使用しているリュックを壊されたりとかして、けっこう精神的にきつかったというのはあります」
―警察からは「守屋さんが被害届を出さないのか?」と言われたが出さなかった
「やっぱり夫婦のことですので、そんなことで被害届を出すっていうのはちょっと人として僕はあり得ないと思っていまして。それでしなかったというのが一番です」
―しかし、妻は被害届を提出した
「(昨年)12月中に協議離婚に向けた話し合いをお互い弁護士をつけた上でしていまして、そこで円満に協議離婚の話し合いをしている中で、急に警察の方から僕の方に電話が入り、被害届が出されている事実を知って、そういうこともあって話が決別してしまったというのはあります」
―今後どのように見守るか
「僕はあったことを話すだけで、真実を明らかにしたいというか。そういうとこです」
―2月のキャンプに向けて
「今回のことで本当にいろんな方々にご心配というかお騒がせをしてしまったので、そこを重く受け止めて、その分しっかりチームに貢献できるように取り組んでいきたいと思います」