「備前焼で愉しむ雄町米の地酒バー」で「雄町」の輪、広がる。

備前焼のぐい吞み岡山県備前県民局主催の「備前焼で愉しむ雄町米の地酒場(バー)」は、今年も1月31日(木)と2月1日(金)の2日間にわたり東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で開催。
両日を通してのべ約500名の来場者で賑わいました。

「雄町」が好きな人、岡山の地酒が好きな人、岡山にゆかりがある人。
初来場の方もいらっしゃれば毎年足を運んでくださる方も多数いて、私自身の活動の中でももっとも楽しみなイベントのひとつになりました。

備前からは今年もこの3蔵元が参加。

「酒一筋」利守酒造

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「酒一筋」利守酒造
「雄町」を語る上で欠かせない「赤磐雄町」を、この時期限定の「荒走り」とともに。
ほかにもしぼりたて新酒などをラインナップ。

「櫻室町」室町酒造「櫻室町」室町酒造
毎年この時期のお楽しみといえば、「あらばしり一番」三兄弟(純米吟醸、特別純米、本醸造)。

「櫻室町」室町酒造さらに海外輸出用商品「佐近」も、根強い人気でした。「極聖」宮下酒造そして「極聖」宮下酒造
多彩な酒類を醸造する蔵元らしく、ラインナップも幅広く。
「雄町」を使用した「独歩」ビールやジントニックのほか、ぜいたくな斗瓶どりの純米大吟醸酒もチケット2枚で愉しめました。
備前焼のぐい吞みを選ぶ来場者来場者に1つずつプレゼントされた備前焼のぐい吞みは、今年も1000円相当の商品とは思えぬハイクオリティ揃い。
一つひとつ手に取り、大きさや質感などを時間をかけて吟味するお客様の姿が目立ちました。

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雄町の地酒で乾杯!初日は、備前県民局・藤本悌弘局長の発声で 高らかに「乾杯」!

会場には瀬戸内市長の武久顕也氏も来場。
戦国武将・上杉謙信の愛刀「山鳥毛(さんちょうもう)」が造られた備前長船にちなみ市長自ら謙信のいで立ちで会場内を練り歩いたり、備前市にあるBIZEN中南米美術館のゆるキャラ「ペッカリー」が登場したりと、なんともにぎやかでした。
写真が撮れなかったのが、残念。

※この貴重な「山鳥毛」を、生まれ故郷の瀬戸内市に里帰りさせようというプロジェクトが現在動いています。「山鳥毛」やプロジェクトの詳細については、こちらからどうぞ山鳥毛里帰りプロジェクト

地酒バー会場の雰囲気日が暮れる頃には、会場内には大勢のお客様が!

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蛸このイベントでは備前のおいしいものが一堂に会するのも魅力。
タコや日生(ひなせ)の牡蠣。

日生の牡蠣

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大吟醸酒粕バター岡山の酒蔵made 大吟醸の酒粕を使った手づくりジャム工房の「大吟醸酒粕バター」は、滑らかな舌触りとバターが与えるコクがなんとも美味な一品。
手土産にもお勧め。私はこの会場で購入しました。

日生カキ加工品こんな加工品もあったり。

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プチ土偶ペッカリーBIZEN中南米美術館も、地元の備前焼と楽しいコラボ。
ゆるキャラにもなっている「ペッカリー」というヘソイノシシの土偶や古代エクアドルの音が鳴る酒器を備前焼で表現した「さえずるボトル」の実演には、多くの来場者が注目していました。

鰆そして、昨年から登場した人気イベントは、鰆(さわら)の解体ショー!

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地酒バー会場の雰囲気その場で手際よく解体された鰆は刺身で振る舞われ。
カマはじゃんけんによる争奪戦が繰り広げられるなど、今回も盛り上がりました。

地酒バーセミナーのようす2日目には30名限定のセミナーを開催。
「雄町」の魅力を存分に知っていただくだけでなく、備前焼作家・森 敏彰さん(宝山釜)による備前焼の詳しい解説やBIZEN中南米美術館館長・森下 矢須之さんによる「さえずるボトル」の紹介や実演もあり、今回も満席の中でお伝えすることができました。
昨年から連続で出席してくださった方も多くいらっしゃることから内容も昨年からブラッシュアップ。
備前県民局の皆さんやアンテナショップのレストラン「ももてなし家」のスタッフの大きな協力をいただいたおかげで、限られた時間内で充実した内容をお届けできたのではないかと思います。

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室町酒造_安原さんイベントも3回目を迎え、メディアや来場者からの注目が高まりを見せる一方、「雄町」と「雄町」で醸す岡山の地酒に関して より一層の盛り上がりを期待する声も多く受け取りました。
セミナーの中で県の方が語られた「雄町は岡山の宝」という言葉を大切にしながら、私は私でできる活動を続けていきたいと思います。

来年もまた、この会場で皆さんと同じ時間を共有することができますように。

 

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2件のコメント

  1. […] 食品や酒類業界の動向をタイムリーに伝える業界紙「食料醸界新聞」(食料醸界新聞社刊)に、東京・新橋で先日開催された「備前焼で愉しむ雄町米の地酒バー」の内容が紹介されました。 2月18日付。 […]

  2. […] そして、酒粕を使ったスイーツの提供も。 華やかな吟醸香を感じる一方、酒粕の味が前面に出すぎないよう、チーズとの割合に苦心したという一品。 チョコレートの甘味も加わって、絶妙な味の調和を叶えていました。 さらに手づくりジャム工房さんも大吟醸の酒粕を使った「酒粕バター」などを揃えて出展されていたのですが、生憎写真が撮れずスミマセン。 ちなみにこの商品は、先週東京で開催された「備前焼で愉しむ雄町米の地酒バー」にも出品されたものなのですが、先週のものが朝日米の大吟醸の酒粕を使ったものであったのに対し、今回は特別に雄町米の大吟醸の酒粕で造ってくれたものなのだとか。 ラッキーなことに今、わたしのもとには雄町と朝日、両方の酒粕バターが揃ったので、またあらためて食べ比べて楽しむつもりです。 […]

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