GM作物は子供が好む菓子に含まれているがなぜか表示はない
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昨日は、日本が中国に次ぐ遺伝子組み換え(GM)作物の輸入大国であることを書いたが、ほとんどの人は自分がGM食品を食べている意識はないだろう。なぜなら「遺伝子組み換えでない」という表示は見ても、「遺伝子組み換え」という表示は見たことがないからだ。
日本の輸入トウモロコシは約1600万トン。うち9割がアメリカに依存し、ほとんどは遺伝子組み換えだ。結果、日本は世界一のGMトウモロコシの輸入大国である。
輸入トウモロコシは、そのうち65%は飼料用で、35%(約560万トン)は人間の口に入ると書いた。ただし、そのまま食べるのではなく、57%はコーンスターチ(でんぷん)になる。重量にすると約320万トン。ものすごい量だ。残りはアルコールやコーンフレークなどになる。ちなみに現在、ビールメーカー各社の発泡酒は、遺伝子組み換え由来のコーンスターチから造られている。
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