相場の転換時期が分かるようになる波形で次の転換点を探る方法
この記事は一目均衡表の研究という本を参考に書いています。
一目均衡表の波動パターンとは
注意点
基本的に各パターンはすべての値動きに当てはまるわけではありません。
なので、参考程度にこのような可能性があるというのを知識として得て活用していく方がいいでしょう。
分析の仕方はとても難しく難易度的には高いのかなと感じます。
なぜなら、当てはまるときと当てはまらない時があるため、今回のチャートが当てはまるのかわからないと言う自体になりますw
私自身は、参考としてチャート分析をしますが、慣れないうちは過剰に信用しすぎるのは危険かもしれません。
ですが、このようなパターン化された値動きが存在することは確かなので、他のテクニカル分析と合わせたときに一致したときのみ適用するなど、単体では使いにくいと感じるものですが、複数と合わせることにより、正確性が増すものだと思います。
なので、決してないがしろにせず、覚えておくほうが良いでしょう。
N波動とは何か
N波動とは、文字通りN字に上昇したり下降する形になります。
I波動とは何か
一本調子でまっすぐ上がっていくのが特徴になります。
基本的にI波動の場合は10日移動平均線を下回ることがありません。
V波動とは何か
これも文字通りですが、V字を描くような形をV波動と言います。
4波動とは何か
同じような値幅で上下を繰り返しながら、徐々に上昇したり下降したりする波動です。
基本的に相場の最終局面か初動局面によく現れます。
N波動から派生するパターン
1.N波動=V波動
N波動とV波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
2.N波動=N波動
N波動とN波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
3.N波動=I波動
N波動とI波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
4.N波動=4波動
N波動と4波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
I波動から派生するパターン
I波動=I波動
I波動とI波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
I波動=V波動
I波動とV波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
I波動=N波動
N波動と同じ画像です。
I波動→N波動という逆パターンもあります。
I波動=4波動
I波動と4波動の組み合わせは同じ値幅で転換点を迎えます。
V波動から派生するパターン
V波動=I波動
V波動=N波動
V波動=V波動
V波動=4波動
4波動から派生するパターン
4波動=I波動
4波動=N波動
4波動=V波動
4波動=4波動
各パターンの特徴
・V波動はI波動を2つ組み合わせたもの(I波動+I波動=V波動 )
・4波動はV波動を2つ組み合わせたもの(V波動+V波動=4波動)
基本的に、このように2つの組み合わせから新たな波動パターンに繋がります。
もちろん、この2つだけではなく、4波動を2つ組み合わせて長期的に見たらI波動になるという事もあります。
この組み合わせは、波動分パターンがあります。
まとめ
現状は何波動なのかというのを分析した時に、次の転換点が見えてきます。
転換点経過後の初動の動きにより、その波動の形も予想することが出来ます。
ですが、慣れないと上手く出来ないという特徴もあります。
使い慣れれば面白い法則なので、ぜひ慣れて活用してみてください!
この記事は一目均衡表の研究という本を参考に書いています。
より詳しく知りたい方は、是非買って読んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません