日経平均株価の調整を予測するには上げの上ひげ分析が効果的
日経平均株価の調整を予測する上で重要なのはチャートだけではありません。
チャートだけで判断しようとしても限界があり、いろいろな指標を見て判断いくという方法もあります。
その指標の一つに上げの上ひげ分析法というやり方があるので紹介していこうと思います。
YOutubeでも言いましたが、感度の良い指標なので見てみてください。
上げの上ひげとは
上げの上ひげとは、ローソク足チャートで上昇後に上ひげが出る現象の事を上げの上ひげと言います。
基本的な特徴としては、上げの上ひげが出ているときには調整局面が訪れる可能性があり注意して観察しなければいけません。
上ひげが出ると言うことは、上で誰かが売って、その売った分を取り戻せていない状態なので、上昇圧力が弱まっていると解釈できるためです。
意外とバカにできないので注意が必要です。
日経平均株価の調整を察知するには上げの上ひげ出現数を観察する
上記で説明したとおり、上げの上ひげには調整局面の前触れの可能性があります。
これが、多くの個別銘柄で同じような現象が確認されると、日経平均株価の上昇が弱くなっている可能性があり注意が必要という事になります。
出現確率10%以上は注意が必要
株価アルゴリズムさんの指標では出現確率10%以上になると注意が必要になります。
過去のデータを見ても調整か調整一歩手前で出現しているケースが目立ちます。
過去に遡って見れるデータが無いので、残念ですが僕の方で画像で履歴を残しているので過去検証したい方は見ても良いかもしれません。
2018年12月からいろいろなサイトのデータを残す作業をしていてその頃からのデータしかありませんが、興味ある方は使ってみてください。
上げの上ひげをどこで見ることが出来るのか
ちなみに、上げの上ひげデータは株価アルゴリズムさんの指標で下のリンクから最新データは見れるのでチェックしておきましょう。
株価アルゴリズムさんのページに解析結果が出ているので毎日観察してみると良いかもしれません。
上げの上ひげの過去検証をするとこうなる
検証方法
出現確率が10%を超えた日をシグナルとします。
連続で出現確率が10%を超える日が続くことが多いですが、そこはノーカウントとします。
2018年11月8日
2018年11月29日
2019年1月7日
2019年1月18日
2019年2月5日
まとめ
現在持っているデータ数が少ないですが、僕は昔から使っている指標の一つで割と昔から効いている指標になります。
非常に感度が高く的確です。
弱点としては相場の上場力弱いと頻繁にシグナルが出ることがあります。
その際には調整があったとしても、小さな調整になることも多いので過剰な暴落というのを想定してはいけません。
使いやすい指標なので、是非チェックしてみてください。
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