FOMCの利上げや利下げを予想する方法とツールの使い方の紹介
経済ニュース等で「FRBは次回FOMCで利下げする割合は98%まで高まり」などという言葉で書かれているのを、見たことある人は多いと思いますが、この数字の根拠は何を根拠に出しているのか知っている人は少ないと思うので紹介したいと思います。
今回は、このニュースサイト等では言わないFRBがFOMCで利下げする割合の基準は何なのかという所を説明していこうと思います。
次回FOMC予想確率の計算方法
引用先:https://www.cmegroup.com/ja/education/files/fed-funds-futures-probability-tree-calculator.pdf
次々回のFOMC予想確率の計算方法
引用先:https://www.cmegroup.com/ja/education/files/fed-funds-futures-probability-tree-calculator.pdf
フェデラルファンド(FF)金利先物の FOMC 予想確率の自動計算サイト
正直上記のような計算をいちいちしてられません。
なので、この計算を自動で計算してくれるツールが存在するので紹介します。
それを
といいます。
FedWatch Toolの使い方
FedWatch Toolの見方は3箇所だけ覚えておけば問題ありません。
①PROBABILITIES(現在の金利と比べて利上げになるのか利下げになるのか確率で表している)
EASE(利下げ確率)
NO CHANGE(据え置き)
HIKE(利上げ確率)
②Target Rate Probabilifiles for…(その金利になる確率を表しているグラフ)
グラフの読み方は「175-200(21.4%)」と書かれているが、これは下限金利が1.75%上限金利が2.00%になる確率が21.4%あります。という意味になります。
③次回以降のFOMCの日付(約1年分を見ることができる)
「31 719」と書かれているが、これは2019年7月31日のFOMCの日付という意味になります。
現状や過去の金利状況を知る方法
現状や過去の金利状況を知る方法は、みんかぶFXというサイトで確認できます。
こちらのサイトの場合は約3年分のデータしかないので、それ以上前のデータを知りたい方は
画像として2016年7月からは僕が保存しているので、こちらから飛んでください。
動画でも説明しているのでチャンネル登録と共に動画も見てください。
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