ラグビーのトップリーグ(TL)は18日、各地で第2節の6試合を行い、パナソニックがトヨタ自動車に40―20で快勝して2連勝。会場の豊田スタジアムにはTL史上最多の3万7050人が詰め掛け、2018年9月1日のトヨタ―サントリー戦(同スタジアム)の過去最多記録3万1332人を大幅に更新した。
トヨタ自動車は13-7とリードして折り返したが、後半20分すぎに逆転されると立て続けにトライを奪われた。終わってみれば3トライ差以上をつけられ、相手にボーナスポイントを与える屈辱的な敗戦となった。
帝京大出身のルーキー、ロック秋山大地は「前半は自分たちのやりたいことができたが、後半はフィットネスが落ちた。前半と同じ仕事量をこなせなかった」とスタミナ不足を指摘。秋山は前半、力強い縦突破からチームの攻撃に勢いを与え、密集でもボールに絡み続けた。しかしナンバー8のリードが交代した後半は、不慣れなフランカーへポジションが変わったことも影響した。
「開幕戦は思い通りにプレーできずに悔しい思いをしたので、最初の20分は自分らしくガツガツいこうと決めていた。シーズンは長いので次の試合に集中したい」。開幕2連敗にも手応えは得ている。