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【大相撲】

48年ぶりの平幕2人快進撃も 正代は慎重「上位で当たっていない人もいる」

2020年1月21日 20時45分

正代(右)が寄り切りで松鳳山を破る

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◇大相撲初場所10日目(21日・両国国技館)正代○寄り切り●松鳳山

 正代は立ち遅れながらも、右からの追っ付けで松鳳山を浮かせるように形勢逆転。迫力満点の攻めで寄り切り、9勝目を挙げた。

 10日目を終え、平幕2人がトップに立つのは1972年名古屋場所の豊山と高見山以来、実に48年ぶり。しかし、正代は徳勝龍と並走する優勝争いについて問われると「上位で当たってない人もいる。当たってないから、落ち着いて取れているのもある」と慎重な口ぶりだった。

 「いいですよね」と声を弾ませたのは、2敗の弟弟子・豊山の好調ぶり。「部屋としても良い流れ。自分も負けたくない」とチーム時津風で賜杯に近づいていくつもりだ。

 

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