17日に急逝した高木守道さんについて、アロンゾ・パウエル巡回コーチ(55)は心を痛めていた。来日1年目の1992年から4年間、選手と監督の間柄だった。
「1年目は打てなかったんだ。それでも2年目も使ってくれた。高木さんの家族のことを考えると、胸が締め付けられる思いがするよ」
92年は88試合出場にとどまった。93年に打率3割1分7厘の好成績を残すと、94年から3年連続首位打者に輝き、伝説の10・8決戦でも5番センターでスタメン出場。阪神時代を含めて日本で7年間プレーする基礎をつくったミスタードラゴンズに感謝した。