2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会と東京都は22日、五輪開催期間中に都心部などで繰り下げ運転を行う鉄道各線の終電時刻を発表した。鉄道各社は最大2時間ほど終電の運行時間を繰り下げる。午後11時すぎに終わる競技があり、観戦者が帰宅できるよう配慮した。北海道や宮城県など遠隔地の会場周辺でも終電を繰り下げる方向だ。
首都圏では約60路線が対象。競技会場が集中する臨海部を通るりんかい線は最大で約2時間遅らせて新木場駅発の下りで終電の発車時刻が午前2時ごろになる。
国立競技場(東京・新宿)が近い新宿駅では主要路線で40分~1時間半ほど繰り下げる。終電はJR中央・総武線三鷹行きは午前2時ごろ、京王線京王八王子行きは午前1時20分ごろ、東京メトロ丸ノ内線は荻窪行きが午前1時50分ごろになる。
山手線は池袋発で現行より1時間ほど遅らせて外回りも午前1時50分ごろ、内回りで午前2時ごろに大崎行きの終電が出発する。終電の出発が最も遅くなるのは横浜市営地下鉄ブルーラインで、午前2時20分ごろ。
国立競技場の開閉会式やさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)のバスケットボールなど、8会場で終了時刻が午後11時以降になる。混雑で最寄り駅への移動も時間を要するため、組織委と都が終電時間のダイヤ変更を要請していた。
遠隔地の会場ではサッカーの札幌ドーム(札幌市)とカシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)、宮城スタジアム(宮城県利府町)でも終了時刻が午後10時以降となるためJRのほか、札幌市営地下鉄、仙台市地下鉄などで終電を遅くする方向だ。
首都圏の詳細など終電時間の概要は組織委のホームページ(https://tokyo2020.org/jp/games/transportation/operation/)で紹介している。
パラリンピックの開閉会式(8月25日と9月6日)も最大60分繰り下げて運行する予定で、詳細は今後公表する。
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