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1月22日 19時30分
新型肺炎 小松空港で警戒強化
中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がっています。中国からの観光客が増える旧正月の春節を前に、小松空港でも警戒を強めています。小松発着の便のうち、新型コロナウイルスの感染者が確認された国や地域を結ぶ路線は、上海便、台北便、ソウル便です。小松空港の検疫所では、感染への注意を促すポスターを掲示し、中国・武漢市から訪れた人のうち、せきや発熱などの症状がある人に対し、検疫官への自己申告を促しています。また、サーモグラフィーを使った体温の検査も行い、37.5度以上に赤く反応するよう設定されています。感染が疑われる人が見つかった場合、マスクの着用と医療機関の受診を案内します。検疫業務を担う厚生労働省新潟検疫所によりますと、小松空港では22日午後4時時点で発症者は確認されていません。新型コロナウイルスですが、感染した場合の症状はせきや発熱などで、重症化すると肺炎や呼吸困難になる恐れがあります。厚生労働省では、マスクの着用やこまめな手洗いなど感染対策の徹底を呼び掛けています。