(cache)恋空美嘉のブログ - 魔法のiらんど

続きの続きです。

ふとした瞬間に訪れる感情の嵐。

それはふいに今日、やってきました。

朝方、息子の泣き声で目覚めました。
そんなのはいつものこと。
そんないつものことが今日はなんだかしんどく思えました。

授乳してもダメ。
抱っこしてもダメ。
添い寝してもダメ。

延々と泣き続ける。

赤ちゃんが泣くのに理由なんてない。
赤ちゃんは泣くのが仕事。
そんなこと言われなくてもわかってる。
わかってるのに・・・しんどい。

なんで泣くの？
なんで？なんで？なんで？

泣かれるたび、求められていることを感じる。
それは頼られてるってことでもあって、本来なら喜ぶべきことなんだろうけど、負の感情がこみ上げた瞬間から、それは≪責め≫に変わる。

泣かれることが、ダメな母親だと烙印を押されたような気がして、
子育てを始めたばかりのときはそんなことを考える余裕もなかったけど、少し余裕が出来た今だからこそ、辛く思うようになった。

泣かないで。
そんなにダメ？
母親として失格？

あ・・・無理。
って、その時思ったんです。
なんか今日無理だ。
このままここにいると、逃げ出したくなる。また消えたくなって、そんな自分が嫌になる。

私はとっさに息子の布団をはがして、携帯を片手に部屋を出ました。
そして部屋の戸を開けたまま夫の部屋に移動し、夫の布団を頭までかぶり、暗闇に逃げ込みました。

息子は一瞬泣いたけれど、その後ごきげんにしゃべる声が聞こえてきました。
私は布団に潜ったまま携帯の画像フォルダを開きました。

生まれてから、今までの息子の画像。
見ながらいろんなことを思い出していました。

いっぱい嬉しかった息子の初めて。
それはきっとこれからもっといっぱい繰り返していく。

もし私が逃げ出してしまったら、
それを見ることはもう出来なくなる。

辛いこと、いっぱいあったしこれからもあると思う。
またこうやってくじけるかもしれない。
逃げ出したくなるかもしれない。

でもそのたび今みたいに、ちょっと距離をおいて冷静になってみる。
嬉しかったこと、幸せだったこと、そしてこれから訪れる溢れんばかりのそれらを忘れることのないように。。

たった５分の時間だったけど、その時間は私には必要だった。

息子のもとへ戻ると息子は私の枕に顔を埋めてた。
強く抱きしめてごめんねって言った。
息子はマンマまままままー！！！と言って嬉しそうに笑った。

うん。まだ、頑張れる。

息子に何かあったときのことを考えて布団をはいで、戸を開けたままにして、さらに携帯を手にして逃げ出した私は、まだちょっとどこかに余裕はあるのかな、なんて思いたくなる。

頑張れるんじゃない、頑張るしかないんだ。

やっぱり好きだし大好きだし
愛しいし宝だし、
自分より大切な存在。

ありがとう。
私のもとに来てくれて。

あぁ、やっぱり、大好きだなぁ。

ん？！

このブログを更新してる間、
膝の上で嫌に大人しいと思ったら、

テュイテュイテゥイテゥイ～！！んバマママママ゛～！！！と最近ブームの謎の奇声を発しながら、机の中の物全部出してました。。

油断した！

大好きだけど悪いものは悪い！

これからメッ！( ｀ー´)ノさせてもらいます。

長々とお付き合いありがとうございました(o^―^o)

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