日本における子宮頸がんは不自然に若年化している。
資料:日本産婦人科学会
HPVはほぼ粘膜同士の接触で感染し、子宮頸がんの場合は性行為によって感染する。
日本では1985年と1995年の10年間の間に若年化が始まっており、それ以降は
一気に若年層での発症が激増した。
HPVの潜伏期間は、個人差はあるがだいたい10年くらいといわれている。
つまり、1975年~1985年の間に、当時の20代の女性で
日本国内におけるHPV感染が一気に広まったと考えられる。
日本人の性行為の動向がこの10年間の間に何らかの変化を受けたと思われる。
このころの大きな変化といえば「バブル経済を背景とした若者の援助交際」が思い出されるが、これは1980年代後半以降のバブル経済下の出来事であるため要因としては考えにくい。
1975-1985年の日本は第一次・第二次オイルショックにより経済が低迷しており
これを収拾するため1985年にプラザ合意が行われ、
主要国は日本にバブルを起こさせることで世界経済を安定化させようとした。
実は、1975-1985当時には、日本国のセックス事情において地味だが大きな変化があったのである。
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