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【プロ野球】

ヤクルト・奥川 怒られた ノースロー調整なのに上から投げちゃった

2020年1月22日 紙面から

ノースロー期間中なのに、投内連係で間違えて本塁に送球するヤクルト・奥川=埼玉県戸田市のヤクルト2軍施設で(武藤健一撮影)

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 右肘の軽い炎症のためにノースロー調整するヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=石川・星稜高=が21日、埼玉・戸田球場での新人合同自主トレ中に誤って上から投げてしまい、関係者に叱られるシーンがあった。

 「投球禁止令違反」はノックの時だった。捕球後、下からゆっくりトスしなければいけないところを、うっかり上から返球。これを見た橿渕スカウトグループデスクから「投げちゃダメ!」とくぎを刺された。

 16日から投球練習はご法度。注目ルーキーは投げたい気持ちをぐっとこらえ、この日まで黙々と体幹トレーニングや捕球練習をこなしてきた。そんな中、投手の性か無意識に出てしまったミス。「押し出す程度だったのでセーフです…」と苦笑いだった。

 オフだった20日は自室で爆睡した。朝食後、睡魔に襲われると、昼食後にも床に就き、前夜11時に就寝してから計14時間の睡眠。ドラフト6位・武岡(青森・八戸学院光星高)からの外出の誘いも断り、英気を養った。今後のトレーニングに向け「しっかり充実した一日一日を過ごしたい」と足元を見据えた。 (小林良二)

 

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