宿泊の無断キャンセル繰り返し「200万円分のポイント」不正取得…親子を逮捕
宿泊予約サイトを使って無断キャンセルを繰り返し、複数のホテルの業務を妨害した疑いで京都府警は住所不定の男とその母親を逮捕しました。
親子は犯行を通じ、約200万円相当のポイントを不正に得ていたということです。
捜査関係者によると、逮捕されたのは、住所不定の岸田治博容疑者(30)と母親の治子容疑者(52)です。
2人は去年、宿泊予約サイト「一休.com」を不正に使い複数のホテルの業務を妨害した疑いが持たれていて、犯行を通じポイントを不正に得ていたとみられています。
サイトを通じてホテルに宿泊すると、ポイントが与えられます。
宿泊を無断でキャンセルした場合は、ホテルがサイト側に連絡をしてポイントは与えられませんが、ホテルが連絡を忘れるとポイントは誤って与えられます。
2人はこの「連絡忘れ」を狙って無断キャンセルを繰り返し、約200万円相当のポイントを不正に取得して、そのポイントでホテル暮らしをしていたということです。
被害総額は計8000万円を超えるとみられます。