こんにちは、Findy CTOの佐藤(@ma3tk)です。
Findyではエンジニア組織のマネージャーやCTO・経営者向けに「エンジニア組織のパフォーマンス最大化サービス Findy Teams」を提供予定です。
今回は、Findy Teams事前登録開始(無料)のお知らせとサービス立ち上げの背景について、僕の想いを書いてみようと思います。
ぜひ、ご覧ください!
目次
なにをやるのか
「Findy Teams」という名称でエンジニア組織のパフォーマンスを最大化する為のサービスを提供開始予定です。
Findyではエンジニア転職やフリーランスの紹介サービスを提供し、1000社以上のCTOやエンジニアリングマネージャーと接する中で、「エンジニアを採用をしたが、うまく組織のパフォーマンスを最大化できているかわからない」や「現状のエンジニア組織のパフォーマンスを最大化するためにはどうしたらいいのか?」といった悩みの声をいただきました。
Findyでは採用だけでなく、その後のエンジニアの活躍も後押しするサービスを提供したいと考え「Findy Teams」を開発しております。
本日から事前登録を開始していますので、
- エンジニア組織のパフォーマンスを上げたい
- エンジニア組織のマネジメントに悩んでいる etc
といったエンジニア組織運営にお悩みのエンジニアマネージャーやCTO、経営者の方はぜひご登録ください。
β版は現時点で3月のリリースを予定しています。
なぜやるのか
Findyでは正社員採用向けのスカウト型リクルーティングサービス「Findy」と業務委託エンジニア紹介サービス「Findy Freelance」を運営しています。
その中で企業クライアントとエンジニアユーザーの2つの側面から見た時に、以下のようなお話を聞く機会が多いと感じていました。
企業
- エンジニア組織のパフォーマンスを上げたいが、そもそも今の状態が良いのか分からない
- 入社後に採用したエンジニアのパフォーマンスが想定したほどではないかもしれない
- マネジメント経験が浅いCTOの意思決定を支援できるような方法はないか
- エンジニアのパフォーマンスを定量的に測る方法がないので困っている
etc
エンジニア
- レビューやコメント等、KPIに直結しない行動は見てもらいにくい
- 同じグレードのメンバーと比較して、コミット数等の行動量が多いが気づいてもらえない
- そもそも、振り返りの際に自分の成果をまとめる作業に時間がかかる
etc
僕自身、かつては企業で正社員のエンジニアとして働き、今はCTOとしてマネジメントもしているので両者の気持ちが凄くよく分かります。
正社員時代に自分の成果を上手に報告し、適正な評価を受けることが苦手でした。
例えば目標設定ひとつとっても、「コミット数やプルリク数などは成果目標に入るのか?」或いは「エンジニアリングに関する定量的な値を成果とすべきではないか?」などと日々、悩んでいたのを覚えています。
そのため、評価の度に目標設定シートをまとめながら「成果を整理するより、プロダクト開発にコミットしたいなぁ」とも常々思っていました。
また、現在はFindyの経営者・CTOとして、自社のエンジニアが増えてきたことに伴い、採用したエンジニアメンバーが気持ちよく成果を残せているか、またこの後どれくらいの組織規模に増やさないといけないのか、等を日々、気にしています。
もちろん、1on1などで定期的に振り返りをしていますが、メンバー個々人のパフォーマンスを最大化すること、また適切に評価することの難しさを実感しています。
実際、現在プロダクトのMVPを開発し、CTOヒアリングを進めている中で、共通しているのは「エンジニア組織としてのパフォーマンスをどのように高めていくか」「現状のパフォーマンスは高いのか低いのか、また何故そうなっているのか」であり、悩みながら試行錯誤されてエンジニア組織を改善していっているということです。
そこで、各社が各社での評価制度を運用するにあたり、Findy Teamsを通じて適切な意思決定が支援され、結果としてエンジニアと企業の双方がハッピーなれる世界を作っていきたいと考えています!
どうやるのか
弊社独自の強みである「スキル偏差値」で培ってきたアルゴリズム・ノウハウを活用して、GitHubを連携いただくだけで、その組織に属するエンジニアのパフォーマンスや活動状況を見える化します。
更にエンジニア組織全体、あるいは所属組織内のチームとして見た場合など、複数の切り口・指標からCTOやVPoEなどマネジメント層が組織状態を把握し、最適な配置や目標設計をする為に必要なアイデアを得られるようにしていきます。
また、事前のCTOヒアリングを進める中でGitHubだけではなく、他サービスとの接続の要望も頂いていますので、そちらも連携の検討を進めています。
こちらのどうやるかという部分に関しては、まだ不確定要素が大きく、検証を進めている段階です。今後βサービスを提供する中でさらに作り込みをしていきたいと考えています。
もし、現状のエンジニア組織のパフォーマンスの最大化に興味がある方や、GitHubの情報を元にエンジニア組織がどのような状態になっているかについて知りたい方は、是非こちらから事前登録いただけると幸いです。
最後に
Findyでは「テクノロジードリブンな事業成長を増やす」というビジョンのもと、これからも事業成長にコミットできるサービスを提供していきます。
ぜひ、興味もっていただけたら、ティザーより登録ください!登録無料です!
この機会に「Findy Teams」をよろしくお願い申し上げます。
(ヒアリングにご協力いただける企業様もお待ちしています!)
読んで頂きありがとうございました! 宜しければ、エンジニアの皆様はFindyでご自身のスキル偏差値を測定してみてください。
[正社員の方]
ハイスキルなエンジニアのプレミアム転職サービス Findy
[フリーランスの方]
フリーランス・副業エンジニア向けの単価保証型の案件紹介サービス Findy Freelance
また、Findyでは年齢や勤務形態を問わず、様々な働き方で採用をしています。興味のある方は、こちらからご応募どうぞ!
東京大学 情報理工学系研究科 創造情報学専攻(*)卒業後、グリーに入社し、フルスタックエンジニアとして勤務する。2016年6月にファインディ立上げに伴い取締役CTO就任。
*大学院では、稲葉真理研究室に所属。過去10年分の論文に対し論文間の類似度を、自然言語処理やデータマイニングにより内容の解析を定量的・定性的に行うことで算出する論文を執筆。