6時間前
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伊方原発でまたトラブル
定期検査で先週、制御棒を引き抜くミスがあった愛媛県の伊方原発で、核燃料が点検装置に接触するトラブルがありました。
四国電力などによりますと、20日午後、伊方原発3号機の燃料プールで、点検装置に核燃料を挿入していたところ、うまく入らず枠と接触したいうことです。接触した部分は金属製で、放射線漏れなどはありませんでした。
点検はベテラン作業員4人が担当していたということで、四国電力は作業を中断し、原因を調査しています。
伊方原発3号機をめぐっては、今月12日にも、原子炉から核燃料を取り出す準備作業で制御棒を引き抜くミスがあったばかりで、愛媛県はトラブルが続き大変、遺憾だとして、四国電力に厳重注意しています。