corei7-7700k画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

当記事では、Core i7-7700の性能スペックを解説している。第7世代では主力のゲーミングPCに搭載されていた人気のCPUだ。2019年時点でも十分通用するCPUだ。ゲーム以外にも動画編集やWEBデザインなども快適に行える。


2018年06月12日追記!!
当該CPUの後継モデル「Core i7-8700」が登場している。コア数が50%アップによる恩恵によって大きく性能が向上している。合わせてチェックして欲しい。

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Core i7-7700の概要

スペック

 i7-7700i7-7700Ki7-6700
コードネームKaby LakeKaby LakeSkylake
CPUコア数444
スレッド数888
定格クロック3.6GHz4.2GHz3.4GHz
最大クロック4.2GHz4.5GHz4.0GHz
TDP65W91W65W
Core i7-7700は、従来のi7-6700と比べて基本的なポジションは変わらない。ベンチマーク結果だけで言えばi7-6700Kに大きく近づき、ほぼ同等と言えるレベルにまで達している。実際には、オーバークロックに対応している点や定格クロックの数値を考慮すればi7-6700Kのほうが上だ。

先代のi7-6700と比べてスペック上はそれほど大きく進化はしていない。クロック数が5%程度上昇した程度だ。第六世代からの買い替えだと一気に第八世代を見ておく方が良い。i7-6700からi7-7700への買い替えはメリットがない。i7-7700Kと比較すると一回り下の性能となっているが、これは製品の型番通りで問題ない。

性能

corei7-7700seinou

現行のi7-8700及びi5は6コアになるので性能差は大きくなってしまう。それでもi7-7700は十分な性能があることがわかるだろう。現行のi5-8400に匹敵する高い性能を持つ。i7を購入していたら次の世代が来ても対応できる。

Core i7-7700の特徴と販売当初の評価

売れ筋ゲーミングPCに搭載されていた

第7世代のCorei7-7700はゲーミング用途でもそれ以外でも、高性能で選択しやすいCPUの一つだ。価格と性能においてバランスの取れたCPUで、コストパフォーマンスの面からも人気が高いと言える。ゲーミングPCを見ると売れ筋のモデルが揃っている。

従来のi7-6700と比べると確実に性能を伸ばし、場面によってはi7-6700Kに並ぶこともある。ただしオーバークロックには対応していないため、i7-6700Kとの差は大きくなる。マルチスレッドに対応しており、複数のアプリケーションの処理ではi5とは一線を画する性能を持っている。

そのため、i5かi7か悩んでいるユーザーにとっては選択肢の一つとなりやすい。GTX1070ともバランスが取れるため、搭載モデルは人気が高く当サイトでもおすすめしているGALLERIA XF等もそれにあたる。コストパフォーマンスの高いモデルに多く採用されており、ゲーム用途でもi7-7700Kに劣らないパフォーマンスを発揮出来る。

オールラウンドに対応できるCPU

i7-7700はブーストクロックが4.2GHzとなっており、i7-6700Kと同じ数値なのが特徴である。一方で定格クロックは3.6GHzと特別大きく進化していない。この差がそのままi7-6700Kとの差となっているが、価格を考えれば十分過ぎるパフォーマンスだ。これまでは単コアの性能を重視されていたため、i5がゲームに最も適しているとされていた。しかしマルチスレッドに対応し、HTに対応したゲームも登場してきている。今はi7が最適になってきており、4コア8スレッドを超えるモデルにも注目が集まっている。

ただ、コア数が増えると単コア辺りの性能は少し落ちるため、現時点では4コアを超えるモデルはゲームに推奨されていない。そういう意味ではi7-7700は今最も需要の高いCPUと言えるだろう。i7-7700Kより性能は低いが、価格も安く発熱も抑えられている。CPU負荷の高いゲームでもi7-7700でカクつくがi7-7700Kではカクつかないというゲームは無い。ここまでくると、性能が高いほうがより安定するという話になってくる。つまり、ゲームをプレイするだけならi7-7700でもMAXに近い性能を発揮出来る。あらゆる面で優れた注目株であるi7-7700は、オールラウンドに対応することが可能なCPUなのだ。

Z270はOptana機能がある

対応ソケットは第6世代と同じLGA1151で、チップセットもZ170やH170などに対応できる。第7世代専用のZ270やH270では、主な性能は同じだが機能性に違いが出ている。特に注目を集めているのはOptanaと呼ばれる「Intel Optane Technology」だろうか。

将来的にはともかく、現時点ではあまりゲーミングPCに大きな影響を与えていないので簡単に説明しておく。Optanaは、3D XPointを用いた新型SSDの使用法である。一般に普及すれば、ゲーミングPCにも大きな影響を与えることになるだろう。2019年時点ではそれほど考えなくても良いだろう。


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