先月30日、山口県下松市のコンビニエンスストアに押し入り、現金を奪おうとしたとして市内の会社員の男が強盗未遂の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは下松市潮音町の会社員、藤田大貴容疑者(23)です。警察によりますと藤田容疑者は先月30日午前4時15分ごろ、下松市せせらぎ町の「セブンイレブン下松中央町店」で、男性店員に包丁を突きつけて「金を出せ」と脅したものの、抵抗され何も奪わずに逃げた疑いが持たれています。男性店員と店にいた女性客に、けがはありませんでした。現場は閑静な住宅街で、警察は防犯カメラの映像を公開し、逃げた男の行方を追っていました。藤田容疑者は「包丁を突きつけるなどして、お金を手に入れようとしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。警察は犯行にいたったいきさつや動機などを調べています。