第1世代、世を去る
重光武雄氏の死去で、韓国の高度経済成長を牽引した財閥の創業者はすべて世を去った。主な創業者以下の通りだ。
李秉喆(イ・ビョンチョル)氏 サムスン 1910年~1987年
鄭周永(チョン・ジュヨン)氏 現代 1915年~2001年
具仁会(ク・インフェ)氏 LG 1907年~1969年
そして、事実上の創業者として国営の鉄鋼メーカー、ポスコを育て上げた人物がもう1人いる。
朴泰俊(パク・テジュン)氏 ポスコ 1927年~2011年
重光武雄氏を加えたこれら創業者は、いずれも日本との関係が深かった。日本の植民地支配の時代に育ち、日本語が堪能だった。
李秉喆氏、重光武雄氏、そして朴泰俊氏は3人とも、日本に渡り早稲田大で学んだ。
1960年代に、韓国経済の成長が始まると、その主役となった。サムスン、現代、LG、ポスコはいずれも日本企業と緊密な関係を築き、技術支援などを受けて事業の基盤を築いた。
ロッテは、もちろん日韓間を行き来する重光武雄氏が、総指揮を執った。
これら第1世代は、みんなワーカホリックで、日本との関係を重視したが、一方で日本を追い抜くことに執念を燃やした。













