熱海怪獣映画祭が開幕　特撮の魅力、熱く語る　

　熱海市で２２日、第２回熱海怪獣映画祭が開幕した。静岡県文化プログラムの一環。２４日まで、市内各所で熱海が舞台となった特撮作品の上映やコンサートなどを繰り広げる。
　起雲閣で行われたオープニングシンポジウムには、市内在住の脚本家伊藤和典さん、同市出身の音楽家井上誠さん、怪獣絵師として知られる開田裕治さんらがパネリストとして登壇。特撮作品に登場する怪獣の魅力や、怪獣映画祭の可能性を熱く語り合った。
　映画祭は「キングコング対ゴジラ」（１９６２年公開）など、かつて多くの特撮作品の舞台となった同市を活性化しようと「熱海を怪獣の聖地に」を掲げ、昨年から始まった。市民有志が設立した一般社団法人が運営している。
　２日目の２３日は、子ども向けのアニメ上映会やご当地ヒーロー・ラインアスロックのショー、「ゴジラ伝説　熱海絶対防衛ライブ」と題したコンサートなどを予定。詳しい日程は同映画祭ホームページで確認できる。