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【ドラニュース】

ビシエド、竜5年目の最速始動 パウエルコーチと初対面、キャンプでの指導心待ち

2020年1月21日 紙面から

打撃練習中のビシエド(手前)を見るパウエルコーチ=中日ドラゴンズ屋内練習場で(川北真三撮影)

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 中日のダヤン・ビシエド内野手(30)が20日、ナゴヤ球場を訪れてマシン打撃などで汗を流した。竜加入5年目で最速始動。視察に訪れた新任のアロンゾ・パウエル巡回打撃コーチ(55)と初対面も果たし、2月1日のキャンプインと同時に解禁される指導を心待ちにした。

 ビシエドは初顔合わせだと思ってワクワクしていた。一方のパウエルは「面識あり」と判断していた。互いの接点を探り、記憶を擦り合わせるのは親しくなるための手っ取り早い方法。2人はすぐに打ち解けた。

 ビシエド「日本でプレーされた経験がある。日本の野球をよく知っている方ですので、指導してもらうのが楽しみです」

 パウエル「お互いを知るために見に来た。良い印象を持っている。話すのは初めてだけど、知っていたんだ。彼がホワイトソックスにいたとき、ベンチから見ていた」

 10年の月日が流れても運命の糸はつながったままだった。ビシ砲は2010年に米ホワイトソックスでメジャーデビューした。当時、パウエルコーチはマリナーズの打撃コーチ。若手成長株ビシエドをチェックしていたという。

 来日5年目へビシエドが順調だから頼もしい。竜入団後、最速始動。まだ、ほかの助っ人の来日前。なのにナゴヤ球場に来て、打った。ロングティーを終えると「自分の思っていたよりいい感触」と語った。

 外国人選手のまとめ役も期待される。育成契約の新外国人シエラとは米国時代のチームメート。「みんな一緒に、力を合わせて勝てるようにみんなで頑張っていきたい」と語った。

 

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