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【ナイキ】話題の厚底シューズ、選手はそんなに気にしてない?大袈裟に報道しすぎではないか?

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厚底シューズ

 

先日から話題の陸上のマラソン長距離界を席巻する米スポーツ用品大手ナイキの「厚底シューズ」を世界陸連が新規則で禁じると英メディアが報じられた。

 

一夜明けた16日、日本の選手、指導者ら関係者にも波紋が広がり話題となっている。

 

19日に行われた全国都道府県対抗男子駅伝では陸上長距離で着用する選手が相次いで好記録をマークしているナイキ社の「厚底シューズ」は、今大会も多くの選手が使用していた。6位の茨城も従来の大会記録を上回る結果となった。

 

世界陸連が使用を禁止する可能性もあり、使用している選手も複雑な状況。

 

東京五輪のマラソン代表を目指し、3月の東京マラソンに出場予定の設楽悠太「ノーコメント。全力で走ることだけ考えている」

 

今注目の東洋大学、相沢選手は「記録は出ているが、頑張っているのは選手。自分はぶれずにやりたい」とした上で、「ナイキも研究してつくった靴。技術の向上を止めると陸上が衰退すると思う」と持論を述べた。選手だけではなく、支える側も進化している。

 

このヴェイパーフライが禁止されようが選手たちにはそんなに影響がないと考える。

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なぜなら陸上競技をやっていて短距離、中距離、跳躍、投擲をやってる人からすれば至極どうでも良いことだ。

 

ラソンをやってる人たちに多少影響は出るかもしれないが、選手たちはプロだ。日々の努力をたかが靴の性能だけに影響されてはならない。

 

個人的見解になるが、ここ数年で日本の陸上競技のレベルが向上している。100m10秒切りが3人2019年サニブラウン選手が日本記録を更新し、走り幅跳びでは城山正太郎が日本記録を更新したり、中学・高校生のレベルも上がっている。

 

今回の厚底シューズが出たこともあって、もしかすると単純に選手たちの競技レベルが上がってるだけかもしれない。

 

 

ちなみに、高性能の用具の登場は、他の競技でもたびたび議論の的になってきている。

 

競泳では、2008年に英スピード社の高速水着レーザー・レーサー」を着た選手が世界記録を連発。

 

騒動の中で北京五輪を迎えたものの、その後規制を求める声が強まり、国際水泳連盟が一〇年から使用を禁止している。

 

日本水泳連盟の担当者は「それを着なければ勝負にならないと言われるようにまでなった。北京五輪では、オフィシャルサプライヤーのものではなかったが、スピード社の水着を着ることを認めてもらった。

 

 

一方で、1998年の長野五輪前には、スピードスケートで蹴り出した際に刃がかかとから離れるスラップスケートが急速に普及。五輪で記録更新が相次いだが、こちらは現在も使われている。

 

レーザーレーサーは全身を包み、選手の体型を変えるほど密着感が高く、ひとりでは容易に着られない。しかも1着約7万円もする。「一部ウレタンを含む素材によって浮力が生じることが証明された」のも禁止の決め手だったとされている。そのため、その後、水着の素材は「布地」に限られた。

 

レーザーレーサーの場合は7万円もするから普通に入手するのは難しい。

 

一方でナイキの厚底シューズは、約3万円。市販されているから誰でも買おうと思えば入手可能だ。着脱も容易。そして、足の保護を1つの目的にしているのが特徴でもあるとされている。

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ここで疑問なのは、陸上のスパイクより高い。普通の選手が3万円を出してシューズにお金をかけようとは思わない。3万円は少し高いかな?という印象、そしたらレーザーレーサーも買えないレベルではないってなってしまう。

 

厚底シューズがここまで話題の理由としてタイミングが悪かったと考えられる。

 

スポーツは、科学技術の発展とともにあり、用具や器具の改良によってスポーツのパフォーマンスも飛躍的に向上してきた。この流れを陸上界は拒絶できるのだろうか?

 

先日に、マラソン世界記録(2時間1分39秒)保持者のキプチョゲ(35)=ケニア=が19年10月に非公認レースで1時間59分40秒を出した時に使用し、前足部にナイキ特徴のエアが内蔵された「超厚底シューズ」

 

ナイキ関係者は禁止報道が出る前、「このシューズを履くことができる選手は、現時点でキプチョゲだけと話題になっていた。

 

次に東京五輪前に五輪ランナーだけに供給する。東京五輪が終わった後に五輪選手以外のエリートランナーに供給する予定」と明かされていた。

 

この非公認の世界記録は「超厚底シューズ」の恩恵だけではなくサポートも充実していた。果たして超厚底シューズだけが原因ではない。

 

しかし、厚底シューズ禁止になるかも?という話題に一番噛み付いてるのは、選手たちではない。外野の人間だ。

 

禁止されても公認レースでは履けないだけであって普通に練習や趣味のマラソンとかでは履ける。

 

進化する用具への対応力

 

レーザーレーサーは着るのに時間がかかったりなど不便があるが、厚底シューズにはない。しかし、これらの用具を使い結果を出せるのは一部の人間だけである。進化しすぎた用具には代償がある。厚底シューズを履きこなすには長距離選手でもそれなりに筋力がいる。普通の人が履いて走ると逆に怪我の原因にもなる。

 

ただ長距離が苦手な短距離タイプの中学生が嫌々、駅伝とか長い距離を走るときに履くとそれなりに筋力があるから楽に走れるかも笑

 

結局は、選手たちの努力次第で結果は変えられる。だからあまりシューズだけに選手が依存する状態になるのはどうかと思う。

 

 

kalogchange.hatenablog.com

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参考元

 

https://web.smartnews.com/articles/hAoFinLiRq3