長時間労働が半ば当たり前の医療現場で、聖路加国際病院(東京・中央)の時短改革が際立っている。医師400人余りの平均残業は月30時間台と数年前の3分の1。土曜休診やベテラン医師の夜勤などの体制変更に加え、医師本人には「自己研さんは業務にあらず」「勉強は自宅で」との意識を徹底させた。激務で知られる医療機関の働き方改革を追った。
朝8時の救命救急センター。夜勤を終えて疲れた顔の医師3人と、出勤したての…
日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。