【息を凝らす】の意味と使い方の例文(慣用句)

【慣用句】
息を凝らす

【読み方】
いきをこらす

【意味】
呼吸を静かにして、そのことに集中する。

【類義語】
・息を殺す

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「息を凝らす」の使い方

健太
昨日は、音楽会に行ってきたんでしょ?どうだった?
ともこ
とても良かったわ。聴衆が全員、息を凝らして聴き入っていたわ。
健太
へえ。僕がその場にいたら、咳がしたくてもできない雰囲気につらくなったかもな。
ともこ
そんなこと忘れてしまう位素敵だったわよ。

「息を凝らす」の例文

  1. 観客は息を凝らして手品師の手元を見つめていたが、鳩が出てきた瞬間、大歓声が上がった。
  2. 周りにいた人たちは全員、息を凝らして事の成り行きを見守っていた。
  3. 彼は、息を凝らし足音をぬすんで、そっと歩いていった。
  4. 恐ろしさで叫びだしたくなるのを必死でこらえて、無我夢中で部屋に逃げ帰り、私たちは明かりを消して抱き合ったまま息を凝らしていました。
  5. 外で物音がしたので、私は羽根布団を胸の上までずらせて、息を凝らして様子をうかがっていました。
  6. 神経が過敏になっていて、なんの気配を感じなくても、彼女は何度も目を覚まし、息を凝らしては部屋の四隅を見つめた。
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