【慣用句】
息を凝らす
【読み方】
いきをこらす
【意味】
呼吸を静かにして、そのことに集中する。
【類義語】
・息を殺す
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「息を凝らす」の使い方
昨日は、音楽会に行ってきたんでしょ?どうだった?
とても良かったわ。聴衆が全員、息を凝らして聴き入っていたわ。
へえ。僕がその場にいたら、咳がしたくてもできない雰囲気につらくなったかもな。
そんなこと忘れてしまう位素敵だったわよ。
「息を凝らす」の例文
- 観客は息を凝らして手品師の手元を見つめていたが、鳩が出てきた瞬間、大歓声が上がった。
- 周りにいた人たちは全員、息を凝らして事の成り行きを見守っていた。
- 彼は、息を凝らし足音をぬすんで、そっと歩いていった。
- 恐ろしさで叫びだしたくなるのを必死でこらえて、無我夢中で部屋に逃げ帰り、私たちは明かりを消して抱き合ったまま息を凝らしていました。
- 外で物音がしたので、私は羽根布団を胸の上までずらせて、息を凝らして様子をうかがっていました。
- 神経が過敏になっていて、なんの気配を感じなくても、彼女は何度も目を覚まし、息を凝らしては部屋の四隅を見つめた。