U-23アジア選手権は歴史的敗戦でグループB最下位となり決勝トーナメントへは進めなかった。3月に予定されている強豪、南アフリカ戦とコートジボワール戦の強化試合2試合にはベストの五輪代表候補メンバーで戦ってU-23アジア選手権敗戦の不名誉挽回だ!
これまで選手のテストは十分すぎるくらいしてきた。早急にメンバーを固定してチームの連携強化を図らなければならない。それには、まず、五輪世代を絞り込むこと。それでは森保監督より一足早く五輪世代の代表候補を発表しましょう。
なお、新着記事、東京五輪:今回も欧州勢の優勝はない!?もご覧いただきたい。
- 五輪世代招集経緯
- 五輪世代招集実績一覧
- 3月のU-23国際親善試合にOA候補招集?
- リオ・オリンピックの失敗とは
- 融合時間が取れないならOA枠は使わない方が良い
- 指揮を執る時間がないなら森保監督は交代すべき
- OA枠を使うならポジションで判断(戦略ファースト)
- 【五輪サッカー関連特集】
- 【W杯アジア2次・最終予選は見どころ・日程・試合結果】
- おわりに
五輪世代招集経緯
11月コロンビア戦
いわゆる海外組+国内組五輪世代のベストメンバーで戦ったが不発に終わり0-2の完敗。しかし、初めての融合なのでNo Problem。
12月E-1選手権
なんと23名中14名の五輪世代が収集されたのには驚いたが、初めてのOA候補と五輪世代の融合。優勝するよりも大きな財産を手にした。
12月29日ジャマイカ戦
なんと9-0の圧勝であったが、どの程度評価したらよいものか?
この3つの大会全てに招集された選手はFWとGKを除けば皆無に近い。簡単に言えば、森保監督は五輪世代を絞り込む為に選手をこの3つの大会に分けて招集し、自分の目で一人一人チェックしたわけだ。
1月9日からのU-23アジア選手権
この大会には、上記の3つの大会での選手の出来を確認して招集。ただ、食野以外の欧州勢の招集は出来なかったのでベストメンバーではなかった。ただ、その点は想定内。むしろ、国内組五輪世代の最終テストが目的。
これまでにも唱えてきたが、U-23アジア選手権メンバーから東京五輪代表に当確できるのは8名前後(オーバーエイジ枠活用前提)。残りの7名は欧州組から選出されるだろう。
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五輪世代招集実績一覧
最終的には18名ないし15名に絞られる。
五輪世代とOA候補を融合する時間が取れないので東京五輪ではオーバーエイジ枠は使わない、と思ったがU-23の結果を見ると使わざるを得ない。
東京五輪U-23候補を当確(◎)とそれ以外に区分
- ◎15名(OA枠を利用しても召集される選手)
- 〇3名(OA枠を利用したら外れる選手)
- △補欠(上記18名の選手が何らかの事情で召集不可となった場合)
前提条件
- オーバーエイジ枠はDF2名、ボランチ1名に活用
- 3バック採用
略語説明
- Cop コパアメリカ
- Col U-23コロンビア戦
- E-1 E-1選手権
- Jam U-23ジャマイカ戦
- Asi U-23アジア選手権
赤字:海外組
|
選手名 |
Cop |
Col |
E-1 |
Jam |
Asi |
計 |
◎ |
大迫敬介 |
90 |
90 |
90 |
|
270 |
540 |
|
谷晃生 |
|
0 |
|
0 |
0 |
0 |
◎ |
小島亮介 |
0 |
|
0 |
|
0 |
0 |
|
山口瑠伊 |
|
|
|
90 |
|
90 |
|
小久保玲央 |
|
|
|
0 |
|
0 |
|
|||||||
△ |
立田悠悟 |
3 |
90 |
|
|
103 |
196 |
|
瀬古歩夢 |
|
0 |
|
90 |
|
90 |
△ |
岩田智輝 |
177 |
62 |
|
90 |
|
329 |
|
原輝綺 |
90 |
28 |
|
|
|
118 |
△ |
渡辺剛 |
|
|
90 |
|
167 |
257 |
|
古賀太陽 |
|
|
90 |
|
90 |
180 |
〇 |
岡崎慎 |
|
|
|
72 |
180 |
252 |
|
大南拓磨 |
|
|
|
0 |
|
0 |
|
町田浩樹 |
|
|
|
|
180 |
180 |
◎ |
板倉滉 |
178 |
90 |
|
|
|
268 |
◎ |
冨安健洋 |
270 |
|
|
|
|
270 |
|
|||||||
◎ |
橋岡大樹 |
|
0 |
174 |
|
270 |
444 |
◎ |
杉岡大暉 |
270 |
|
|
9 |
179 |
458 |
|
鈴木冬一 |
|
0 |
|
9 |
|
0 |
長沼洋一 |
|
0 |
|
90 |
|
90 |
|
|
菅大輝 |
0 |
62 |
90 |
0 |
0 |
152 |
|
菅原由勢 |
|
90 |
|
|
|
90 |
◎ |
相馬勇紀 |
|
|
141 |
|
180 |
321 |
|
|||||||
|
高宇洋 |
|
0 |
|
18 |
|
18 |
△ |
田中碧 |
|
|
157 |
|
135 |
292 |
◎ |
田中駿汰 |
|
87 |
90 |
|
180 |
357 |
|
松本泰志 |
0 |
|
|
81 |
91 |
172 |
◎ |
齊藤未月 |
|
|
|
|
135 |
135 |
◎ |
中山雄太 |
90 |
90 |
|
90 |
|
270 |
|
|||||||
|
遠藤渓太 |
|
|
135 |
|
0 |
135 |
|
渡辺皓太 |
0 |
|
|
|
|
0 |
|
岩崎悠人 |
|
|
|
32 |
|
32 |
|
東俊希 |
|
|
|
81 |
|
81 |
|
三笘薫 |
|
|
|
32 |
|
32 |
|
旗手怜央 |
|
|
|
58 |
138 |
196 |
森島司 |
|
|
180 |
|
86 |
266 |
|
△ |
三好康児 |
189 |
28 |
|
|
|
217 |
◎ |
堂安律 |
|
83 |
|
|
|
83 |
◎ |
食野亮太郎 |
|
7 |
|
|
240 |
247 |
◎ |
久保建英 |
187 |
90 |
|
|
|
277 |
|
田川亮介 |
|
|
108 |
|
31 |
139 |
〇 |
安部裕葵 |
99 |
|
|
58 |
|
157 |
|
|||||||
◎ |
上田綺世 |
126 |
45 |
186 |
|
108 |
465 |
〇 |
小川航基 |
|
45 |
84 |
|
162 |
291 |
|
一美和成 |
|
|
|
32 |
|
32 |
◎ |
前田大然 |
68 |
3 |
|
58 |
|
129 |
3月のU-23国際親善試合にOA候補招集?
大迫だ、柴崎だ、などOA候補としてリストアップしているが私の推す候補と違う。いずれにしてもリオ・オリンピックの失敗を活かして早めにOA候補と五輪世代候補の融合・連携を進めチーム力アップを図るのが唯一のメダルへの道。
ニュースはこちら
リオ・オリンピックの失敗とは
同じU-23アジア選手権で優勝したリオ五輪世代があえなくリオ五輪ではグループ・ステージで敗退、その理由はOA組とU-23組の融合の遅れ(実質ゼロ)。
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融合時間が取れないならOA枠は使わない方が良い
指揮を執る時間がないなら森保監督は交代すべき
次の記事で「3月のU-23国際親善試合にOA候補を招集すべき」と唱えたが、仮に森保氏がこのまま五輪監督も続けるならば、おそらく、6月にウルトラC級の対策が出るだろう(後日紹介)。
OA枠を使うならポジションで判断(戦略ファースト)
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おわりに
3月の強化試合はFIFAが認める国際マッチデーなので欧州勢も召集可能。2回目のベストチームで臨むことになるので強豪相手の結果も楽しみだが、この2試合に五輪世代のだれが収集されるのか、最大の注目点。
更にもう一つの大きな注目点はOA候補の招集。戦略ファーストならDFとボランチだが、はたしてどのポジションの選手が招集されるのか、誰なのか?
多少の入れ替わりがあるとしてもこの記事で紹介した23名が東京五輪代表メンバーのベースとなるのは間違いない。
いかがでしたか?皆さんの予想とほぼ同じだったでしょうか?少しでも参考になったならうれしい限りです。