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子供の自我が芽生え始める時期(2~3歳)くらいから、小学校、中学校、高校と18年掛けて心も身体も大人へと成長していきます。
その中でも1番心身共に大きく成長する時期が小学校(7歳)~中学校(15歳)の約8年間。
勉強や運動は勿論、お友達とのコミュニケーションの取り方を学びつつ 少しずつ少しずつ自分を取り巻く環境の変化と格闘しながら、日々を過ごしているのです。
その間、計り知れない程のストレスが溜まることもあると思います。
子供の小さなメンタルでは絶えることが困難な そのストレスは、一体どういった形で表れるのでしょうか。
そこで今回は『子供の癖はSOSのサイン!?子供の意外なストレス発散法とは!?』というテーマで、過去の相談内容と実体験を基に まとめてみようと思います。
子供のストレスが溜まる原因
子供のメンタルの器というものは、大人が想像しているより はるかに小さく脆いものです。
大人からすれば、大したことない事でも まだ精神的に未熟な子供にとっては大変 衝撃的な事だったりするのです。
大人になると、自己肯定感や自己制御力などの能力が身に付き、環境の変化や身の周りのコミュニティに上手く対応していく事が出来るようになります。
しかし、子供の場合は そういった適応能力がまだ身に付いていない状態にあることから、すぐにストレスが溜まってしまうのだと考えられます。
〔例〕
- 一度欲しくなった物(お菓子や玩具)を諦めたり、我慢することが出来ない。
- お友達に悪口を言われた時に、言い返すことが出来ない。
- 自分のやりたくない事(勉強やスポーツ)を強要させられると不機嫌になる。
自己肯定感とは
自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。
出展元:自己肯定感 とは| 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会
自己制御力とは
人間力を高める上では、とても重要な要素です。 自分の本能的な欲を、理性でもってコントロールする。
出展元:自己制御力を大きく変える「もっとも確実な条件」 | だるま力(トップ1%の人間力)トレーニング・今田唯仁の公式ブログ
適応能力とは
仕事への対応力、環境への柔軟な対処力。 異なった価値観にも対応できる柔軟な思考力、またどのような状況においても冷静に対応できる判断力、そしてどんな環境にも馴染むことができる順応力をいいます。
子供の意外なストレス発散法
上記で綴りました通り、子供は少しずつ溜まったストレスを上手く発散させることが出来ません。では、その少しずつ溜まっていったストレスを、一体どのように発散させているのでしょうか。
大体の子供は、自分の好きな事をすると嫌な気分になったことを忘れる=ストレス解消 となり、気持ちが元の状態へとリセットされると思うのです。
しかし中には きちんとリセットされずに、モヤモヤした感情のままの子供が多いのも現状です。
なぜ、ストレスが解消されないのか。
- 自分のやりたいことや好きな事をさせてもらえない。(趣味や習い事等)
- 親に何かを隠している。(何か悪いことをしたという罪悪感)
- 親や友人に何らかの不満を抱いている。(人に対する嫌悪感)
上記3点を踏まえた上で、子供に表れる癖を見ていこうと思います。
小学生に多く見られる癖
髪の毛を引っ張る(抜く・食べる)行為
爪を噛む(むしる)行為
鼻をほじる(鼻糞を食べる)行為
爪切りで薄皮(手や足裏)を剥く行為
他にもまつげを抜く行為や自慰行為、虚言癖等
小学生の場合は、無意識にこういった行為に及んでいる子が非常に多いです。
上記の行為のほとんどは、自然と直っていきます。
しかし、中には高校生になっても爪噛みやまつげを抜く行為が直らない子も稀にいるのです。
ある意味、自傷行為にも見て取れる爪噛みや毛を抜く行為を目の当たりにした場合は、まずは怒らずに それは自分を傷つけている行為だという事を教えてあげて欲しいと思います。
そして、なぜ 無意識に そういった行為が癖になってしまったのかという根本を子供さんと共に じっくりと話し合いながら、ゆっくり探し出して欲しいと思います。
合わせて読んで頂きたい過去の記事です。
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kuu-bigboy-eiwa.hatenablog.com
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中学生~高校生に多く見られる癖
ムダ毛を抜く行為(ムダ毛処理後に生えてきた短い毛等)
身体に傷をつける行為(リストカット)
スマホを手放さない、目を離さない行為(SNS・ネット・ゲーム依存症)
他にも、万引き行為や自慰行為等
中学生くらいから段々と過激になってくる こういった行為は、ほとんどの場合が意識的に行っていることが非常に多いです。
悪いことと知りながらも そういった癖を止める(直す)ことが出来ない理由としては、誰かに気付いて欲しいといった感情の表れだと思うのです。
大抵の場合は、年齢と共に徐々に治まってくるのですが 中には いくつになっても自己制御力が身に付かず 終いには精神障害を併発してしまう場合もあります。
リストカットや万引き行為、不登校になる程にネット依存をしている場合は、早めにスクールカウンセリング又は民間のカウンセリング、心療内科への受診をおすすめします。
合わせて読んで頂きたい過去の記事です。
⇊⇊⇊
kuu-bigboy-eiwa.hatenablog.com
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子供の自慰行為を目撃した場合
早い子では5~6歳には自慰行為を覚えてやっているといった話をよく耳にします。
そして、子供の自慰行為を目撃してしまったという親御さんも多いと思います。
ここで、最も重要なことは絶対に怒ったり叱ったりしてはいけません。
確かに、いざ身近な存在の人(配偶者や子供)の自慰行為を目撃してしまった時、恥ずかしさと もどかしさで一杯になり混乱してしまう方も多いと思います。
しかし、自慰行為自体は悪いことではありません。
むしろ 健全であり人間として ごく自然な行為なのです。
その時、一番良い対処法は焦らず、心を静めて、とにかく見なかったふりをする=普段と同じように接するということです。
ただ幼少期の子供の場合(特に男の子)は、屋外で自慰行為をしてしまうことが稀にありますので “外でそういう行為をしてしまうと、お友達から笑われちゃうよ。”と優しく教えてあげて下さい。
そうすることで公衆の面前では自慰行為をしなくなる可能性が高いです。
自慰行為について詳しく記載されています過去の記事です。
⇊⇊⇊
kuu-bigboy-eiwa.hatenablog.com
子供が抱えるストレスを見守る必要もある!?
親としては、子供の溜まったストレスをどうにか発散させてあげたい。助けてあげたい。といった感情を抱くのは当然のことだと思います。
しかし、時には“見守る”ということも必要なのではと感じます。
ストレス社会の世の中を生き抜いていく為には、多少の忍耐力も必要となってきます。忍耐力を身に付ける為には、ストレスを感じながら自分自身でどう対処・解消していくかを考えなければなりません。
その場合、幼少期からの経験が非常に大事になっていきます。
ストレスが溜まることは決して良いことではありませんが、ある程度 見守りつつ しっかりと観察し いざ子供が自分自身で対処・解消しきれなくなった時に こうしたらどうかな。や こうやってお父さんやお母さんは乗り越えてきたよ。という風に大人ならではの経験を踏まえた上で分かりやすく諭してやって欲しいと思います。
実体験とまとめ
私も幼少期(5歳~12歳)に爪噛みを行っていたことは今でも覚えています。
無意識にストレスを爪噛みという行為で発散させていたのでしょうね。
しかし、中学校に入った頃くらいから段々と見た目を気にする年齢になってきたのか、“恥ずかしい”という気持ちが芽生えてきて、自然とその癖は治まりました。
爪噛みが直らない間は私の両親も大変 悩んだそうで、どうにか爪を噛まないようにと マニキュアを塗ってみたり、手袋をはめてみたりと 試行錯誤を繰り返しては実践していましたが直らず…。
幼少期の私は 相当な甘えん坊でしたが両親共働きの家庭で中々ゆっくり家族で過ごす時間が取れませんでした。
きっと“もっと構って欲しい”という寂しさの表れだったのだと、大人になって気が付きました。
ぜひ、一度 子供さんをじっくり観察してみて下さい。
そして特殊な癖が確認できた場合は、しっかり話を聞いてあげて 沢山 構ってあげて下さいませ。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。