高津守
富山県黒部市国際文化センター「コラーレ」の舞台芸術の出前コンサートが16日、同市立生地小で開かれた。元東京交響楽団首席クラリネット奏者の十亀正司さん(67)らが解説を交えて演奏を披露。ニンジンに電気ドリルで穴を開けて作ったクラリネットからきれいな音が飛び出すと、児童らから歓声が上がった。
4年生の音楽の授業の一環。児童の一人の大野咲稀さんは「ニンジンの穴で音の高さが変わった。すごい」と声を弾ませた。
18日午後2時から、十亀さんらが出演する入門者向け演奏会「パフォーミングアーツのエントランス」がコラーレである。コラーレでは、10年余り前からこの演奏会に合わせ、学校や福祉施設で出前コンサートを続けている。問い合わせはコラーレ(0765・57・1201)。(高津守)
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