干ばつと山火事の被害に見舞われるオーストラリア。水の希少価値が高まるなか、クイーンズランド州の農村部は、中国企業による地下水の汲み上げで、深刻な水不足に陥っている。
豪ABCの取材に応じた農家のオデアさんは、水不足のためにほとんどの牛を処分したという。一家は五世代にわたり酪農を営んできた。「非常に厳しい状況だ。(資源は)何十年にも渡り育てなければならない。地下水は枯れ、湧き水や小川に頼っている。酷いタイミングで悪臭を放つ」
5000人が暮らすサザンダウンズでは、住民は水の利用を1日80リットルまでに制限されている。地元のダムは貯水率が11%にまで落ち込んだ。
ABCによると、中国企業ジョイフル・ビュー(Joyful View)は、2019年12月末から汲み上げを開始した。同社は2008年、サザンダウンズで開発計画に基づき地下水汲み上げと配分の許可を得ている。
2018年、同社はミネラルウォーターの販売業と、ゴールドコーストなど都市部へ輸送される計画を提案した。住民はサザンダウンズのスタンソープ地域評議会を通じてこの提案に反対し、その年は水の抽出計画は否決された。しかし、住民にほとんど知らされないまま2019年12月下旬、ジョイフル・ビューは再び申請を行い、評議会に許可された。水の汲み上げが始まると、数週間でほとんど水が枯渇し、痛々しいほど干からびた大地が露わになった。
ジョイフル・ビューに付与された水の抽出の許可証によれば、運び出す地下水の量は年間最大9600万リットル。その条件は、山火事と干ばつの脅威に直面する年も見直されることはない。
ABCによると、ジョイフル・ビューは、地域の地下水浄化施設の利用許可を評議会から得ていない。評議会トレイシー・ドビー議長は、企業は獲得した水を保持することも、販売することもできるという。
地元紙サザン・フリー・タイムズは、12月18日の会議で、地下水くみ上げ許可の賛成に投じた議員は、州政府の決定でこの企業活動を規制する権限はないと主張したという。ある住民は、「どうしてそんなことが許可されるのか、理解できない」と嘆いている。
(翻訳編集・佐渡道世)
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