【英語が苦手な大人のための、文法講座♪】
英語が苦手な人に共通する、「英文法」苦手意識…。
だから尚更、“今更やり直したくない”文法ですが、実は「大人にピッタリな語学習得方法」なんです!
TOEIC990点満点で、何より豊富な学生指導経験を持つ英文法のスペシャリスト・栗本孝子先生が、
連載講座で特別に文法理解のコツをお教えしちゃいます!
第51回:【倒置】(最終回)NEW!
―S+VがV+Sに―私は受験生対象の特別講座などで毎年多くの高校生に文法を教えていますが、限られた時間内にどんな文法項目を取り上げようかといつも悩みます。そこで、 …
第50回:【態】その2
―注意すべき受動態―能動態の文を受動態の文にするには目的語Oが必要でしたね。なぜなら、その目的語Oが受動態の文の主語になるからです。ですから、原則として第3文型 …
第49回:【態】その1
―2種類の「態」―「態(たい)」には2種類あります。動作主を主語にした文を「能動態」、受動者を主語にした文を「受動態(=受け身)」といいます。動作主と受動者 …
第48回:【比較】その2
―原級・比較級・最上級―前回、程度を表す形容詞と副詞は語形が変化するというお話をしました。それを「比較変化」といい、原級・比較級・最上級の3つの級がありました …
第47回:【比較】その1
―比較変化する?しない?―2つの時計の値段を比べるとき、英語ではどう言ったらよいでしょうか?また、5人の選手のなかで最も速く走る人のことをどのように表現したら …
第46回:【時制の一致と話法】その3
―話法の転換―第44回「時制の一致と話法」その1の冒頭で、この英文法項目は私たち日本人には理解するのが難しいというお話をしました。さて、なぜ難しいのでしょうか? …
第45回:【時制の一致と話法】その2
―時制の一致ってナニ?―前回は「主節と従節」のお話をしました。そして、I think that John is sick.とI think that John was sick.という2つの英文はどちらも主節が現 …
第44回:【時制の一致と話法】その1
―主節と従節の関係?―「時制の一致と話法」は、私たち日本人には理解するのが難しい英文法項目のひとつと言われています。それはなぜでしょうか?その理由は後でお話する …
第43回:【仮定法ってナニ?】その4
―ifがなくても仮定法?―仮定法の文章ではif節に助動詞が使われることはありませんが、1つだけ例外があります。それはshouldです。例文1:If Mary’s uncle should die, …
第42回:【仮定法ってナニ?】その3
―仮定法過去と仮定法過去完了―前回は直説法と仮定法の違いのお話をしました。ルームメイトにIf he loved you, he would come.と過去形で言ってしまった私でしたが …
第41回:【仮定法ってナニ?】その2
―直説法と仮定法の違い―アメリカのテキサス州の大学に留学していたときのことです。ルームメイトのジェニーは、まだあまり英語が得意ではなかった私の「素晴らしい英 …
第40回:【仮定法ってナニ?】その1
―ifがあっても仮定法とは限らない!―仮定法と言っても「法律」のことではありません。英文法上で分類されている3つの「法」の1つのことです。あとの2つは命令 …
第39回:【関係詞は絆創膏】その5
―関係副詞の2用法―関係代名詞と同じように関係副詞にも2つの用法、制限用法と非制限用法があります。そして、この2つの用法の見た目の違いは、コンマがあるかない …
第38回:【関係詞は絆創膏】その4
―関係代名詞と関係副詞の関係?―さて、関係副詞のお話です。関係代名詞という絆創膏の使い方を知ってさえいれば、関係副詞という絆創膏もちゃんと貼ることができるん …
第37回:【関係詞は絆創膏】その3
―関係代名詞の2用法―前回は、関係代名詞という絆創膏で2つの文章をくっつける方法をお話しました。今回は、関係詞の2つの用法のお話です。その用法とは「制限用法」 …
第36回:【関係詞は絆創膏】その2
―絆創膏でくっつける手順!―関係詞は2つの文章をくっつける絆創膏。さあ、いよいよ「どの絆創膏をどこにくっつけるの?」のお話です。まずは2つの文章をくっつけて1つ …
第35回:【関係詞は絆創膏】その1
―関係代名詞の種類―関係詞には2つの種類があります。関係代名詞と関係副詞です。「え~、関係代名詞もよくわからないのに、関係副詞なんてさっぱりわかんない」ですか? …
第34回:【分詞って…意味不明】その4
―なるほど!分詞構文―前回に続いて、分詞構文を作っていきますよ。手順を忘れてしまった人は前回(第33回)をもう一度読んでくださいね。さあ、準備はいいですか? …
第33回:【分詞って…意味不明】その3
―分詞構文ってナニ?―「分詞構文」という文字を見ただけで「ムリムリ、速攻でスルー!」という人が多いですね。では、分詞構文はなぜそんなに敬遠されるのでしょ …
第32回:【分詞って…意味不明】その2
―過去分詞と受け身形―今回は過去分詞のお話です。過去分詞も「動詞と形容詞の性質を分け持つ」という分詞の性質を持っています。しかも、≪have/has/had+過去分詞≫の形 …
第31回:【分詞って…意味不明】その1
―何が「分かれている」の?―「分詞(Participles)」とはいったい何者でしょう。そもそも、なぜ「分かれる詞」と呼ぶのでしょう。文法項目のなかでも、多くの人が …
第30回:【動名詞って動詞?名詞?】その3
―やっぱり別物、動名詞とto不定詞―動詞①+to不定詞あるいは動名詞=?のお話の続きです。前に来る動詞①には4種類ありましたね。それでは1つずつ見ていきましょう。 …
第29回:【動名詞って動詞?名詞?】その2
―永遠のライバル、動名詞とto不定詞―動名詞もto不定詞も動詞出身です。そして、動名詞は動詞と名詞の性質を併せ持っています。ところが、to不定詞にも名詞的用法というものが …
第28回:【動名詞って動詞?名詞?】その1
―出身は動詞です―動名詞(英語でGerund)は、その名の通り「動詞出身の名詞」です。あ、動詞出身の名詞と言えば、to不定詞の名詞的用法がありましたね。でも、ことわざや …
第27回:【不定詞ってナニ者?】その3
―toなし不定詞―to不定詞からtoを取り除いたものを「原形不定詞」といいます。形は文字通り「動詞の原形」です。それでは、どのようなときに原形不定詞を使うのでしょうか? …
第26回:【不定詞ってナニ者?】その2
―名詞?形容詞?副詞?―前回はto不定詞の名詞的用法のお話をしました。今回はあと2つの用法、形容詞的用法と副詞的用法です。動詞の原形にtoを付けただけなのに、本当に大活躍です …
第25回:【不定詞ってナニ者?】その1
―不定詞の正体を暴け!―なぜ「不定詞」って呼ばれるのでしょうか。不定?定まらない?そう、定まらない、つまり「何の限定も受けない」から不定詞なんです。不定詞を英語でInfinitivesと …
第24回:【完了形を使いこなそう】その5
―過去完了形と未来完了形―みなさんは過去完了形をどんなときに使いますか?「え~と、ものすご~く昔のこと。例えば1億年以上前のこととか」なんて答える人がいます。過去完了形は、主語が …
第23回:【完了形を使いこなそう】その4
―「継続」の現在完了形―前回は「経験」を表す現在完了形のお話でしたね。日本語では「~したことがある」という表現で経験を表します。そしてこの表現は「どんな経験」にも使います。つまり …
第22回:【完了形を使いこなそう】その3
―「経験」の現在完了形―現在完了形の2つ目の用法、それは「経験」です。さて、現在完了形は「必ず『現在』に関わりを持つ」でしたね。でも、経験というのはどう考えても過去の出来事で …
第21回:【完了形を使いこなそう】その2
―「完了・結果」の現在完了形―現在完了形で表すことができるものに「完了・結果」があります。これこそ、私たちにはどうにも納得がいかない用法ですよね。現在完了形の概念は「必ず『現在』に …
第20回:【完了形を使いこなそう】その1
―現在完了形の立ち位置―さあ、お待たせいたしました。いよいよ完了形の出番です。完了形は何が何だかさっぱりわからん!という方がとても多いですね。なぜでしょうか?無理もありません。なぜなら …
第19回:【基本時制の形と働き】その3
―過去時制・未来時制の表すもの―私たちがふつう「過去形」と言っている「過去時制」はいったい何を表すのでしょうか。その前にまず、当たり前すぎてつい忘れてしまいがちの「過去形の大前提」を …
第18回:【基本時制の形と働き】その2
―現在時制の表すもの―私たちは「現在時制」のことをふつうは「現在形」と言っていますね。それでは、そもそも「現在形」って何なのでしょうか。「現在形って現在のことを表す。それだけのことで …
第17回:【基本時制の形と働き】その1
―時制とは?―第8回【動詞ってナニ?】で、動詞は最も活動的な品詞だというお話をしました。そして、動詞は変身の術を駆使し、人や物の動作や状態を述べてくれる「述べる語=述語」の役割をしてくれる …
第16回:【なくてはならない代名詞】その3
―混乱させる不定代名詞―日本人が混乱する不定代名詞の代表グループone、another、others、the other、the othersの中から、前回はoneとthe otherのペアを取り上げました。今回は残りをすべて見ていきましょう …
第15回:【なくてはならない代名詞】その2
―大家族の不定代名詞―代名詞というのは、he、she、they、itなどの「人称代名詞」のことだけだと思い込んでいませんでしたか?関係代名詞が大事な代名詞のひとつだってことはわかったけど、ほかにも知っておくべき …
第14回:【なくてはならない代名詞】その1
―人称代名詞―英語には「代名詞」に分類されるものがいくつかありますが、代表的なものは次の3つです。(1)人称代名詞、(2)不定代名詞、そして(3)関係代名詞。ワアー、出た、関係代名詞!そうです、関係代名詞も …
第13回:【副詞ってナニ?】その2
―文全体を修飾―副詞は英文の骨格にはなれない脇役だけど、主役を引き立て、動詞や形容詞を盛り立て、文章を魅力あるものにしてくれる名脇役です。修飾語としての副詞は名詞以外のすべてを修飾するんでしたね。動詞、形容詞 …
第12回:【副詞ってナニ?】その1
―動詞と形容詞と副詞を修飾―とっても大事な品詞「4大品詞」の最後を飾るのは、そう、「修飾語」しかできない副詞です。副詞は文字通り「飾ること」が専門の品詞。だから、英文の構造の骨格にはなれません。だって、ただの …
第11回:【形容詞ってナニ?】その2
―頑固者と変わり者―形容詞は名詞を修飾する働きをしますが、修飾する方法には2種類ありましたね。限定用法と叙述用法です。ただ、うれしいことに形容詞の多くは、beautifulのようにどちらの用法にも使えます。しかも …
第10回:【形容詞ってナニ?】その1
―限定用法と叙述用法―形容詞はどんな働きをするのでしょうか?一言でいうと「形容詞は名詞を修飾する語」です。つまり、ある名詞の大きさや、形や色、状態などを説明する働きをします。それでは、Mary is a beautiful …
第9回:【動詞ってナニ?】その2
―自動詞と他動詞―動詞の種類の分け方はいくつかありますが、前回のお話は動詞の原点とも言うべき「動作動詞」と「状態動詞」の2種類でしたね。さて今回は、英文を作るうえでどうしても知っておきたい2種類の …
第8回:【動詞ってナニ?】その1
―動作動詞と状態動詞―「四の詞」の中で最も活動的な品詞が動詞です。変身の術を駆使し、いろいろな形に姿を変えて、人や物の動作や状態を述べてくれる、そう「述べる語=述語」の役割をしてくれるのが動詞なので …
第7回:【名詞ってナニ?】その3
名詞を辞書で調べるときは、いつも「その名詞は数えられるC名詞なのか、数えられないU名詞なのか」をチェックしましょうというお話をしましたね。そしてU名詞はaもanも付けられないし、複数形にしてもいけないんでしたね …
第6回:【名詞ってナニ?】その2
前回、英語の名詞は「単数? 複数?」をいつも気にかけていなければならない、というお話をしました。そして、名詞最大の謎は「数えられる名詞と数えられない名詞」をどうやって区別するかということでしたね。そもそも …
第5回:【名詞ってナニ?】その1
品詞は「名前」でしたね、覚えていますか?そして、「しのし(4の詞)」つまり4大品詞と呼ばれる品詞は名詞、動詞、形容詞、副詞でした。そのほかにも大事な品詞はたくさんありますが、英文を構成する基礎を形作る …
第4回:【英文の構造・5文型】その2
5文型は「英文の構造」の基本でしたね。日本語と英語はその構造が大きく異なります。単語の意味を調べて、それを日本語と同じ順番で並べても正しい英文にはなりません。「私は昨日、図書館に行った」は[ I yesterday …
第3回:【英文の構造・5文型】その1
主語はS、述語はV、目的語はO、補語はC、そして修飾語はM。それではこの5つの役割が英文のなかでどのように並んでいるのかを見てみましょう。さあ、これが英文の成り立ちの核心ですよ。…
第2回:【しのしとごのご】その2
それではお集まりいただいた「4の詞」のみなさんにご自分の役割についてインタビューしてみたいと思います。最初に名詞さんにお聞きします。名詞さん、こんにちは。あなたはどんな役割ができるんですか?…
第1回:【しのしとごのご】その1
このタイトル、何のことかわかりませんね。漢字で書くと「4の詞と5の語」です。いや、ますますわかりません!それでは種明かし。これは「英文の構造」の基礎となる材料のことなんです。英語には「~詞」と呼ばれる…
はじめに:英語が苦手な人、全員集合~!
みなさんのなかで「英語なんて必要ないし、うまくなりたいとも思ってないさ」という方、どうぞこのページを閉じてください。「いや待てよ。苦手だけど英語ができるに越したことはないな」という人、「やっぱ英語ができれば…