世間はお盆休み。



うちは夫も独立したので
毎日が休みのようなもので、
なんとなくピンとこない感じですキョロキョロ



親知らずの抜歯のところも
まだ腫れてはいるけど
痛みはほとんどおさまり。



なのに、気持ちが
どよーん…とするのは、
明日、義実家に挨拶に行くから。






ちょうど1年前くらい。



わが家は新しいファミリークリニックに
かかるようになって、食生活が変わった。



食事の内容も、生活習慣も、
マイナーといえばマイナーで。

玄米食に変え、突然アレルギーが
わかったので除去食になったり。



義実家からしてみれば、
いろいろと理解に苦しむことばかり。



「周りの8割の人たちが
やってるようにやるのがいい。」

と、義母から言われたことがあって、

「ああ、価値観が違うんだな…。」

と心の中で思っていた。



価値観が違うことを表面ではわかっていながら、
どこかで、『長男の嫁として、妻として』
うまくやっていかなきゃって気持ちがあった。



夫に言わせると、
「できてないよ。笑」
ってことらしいんだけど、
(本音が顔に出たりとか。)
私は一生懸命やってるつもりだったおーっ!



そんなこんなで、
生活習慣がさらに互い違いを
極めるような状況になって
義実家に行ったある日。



私は、義母が私たちのやることを
気に入っていないような雰囲気を
感じて、気分が悪かった。



そんな時。



「ちょっとおいでっ!!!」
と怒った義母に2階に呼ばれる夫。



「うわ〜〜〜ん!!!!」
と、普通じゃない息子の泣き声⁉️⁉️



バタバタと階段を降りてきながら、
夫が

「わかりました!
    そこまで言うならもう来ませんから!
    すいません!」



家の中は騒然…

何が起こっているのか、
すぐに把握できなかった。



その次の瞬間、

階段から降りてきた義母と
しっかりと目が合った。



「あんたもちゃんと働きなさい!
働かないから心が弱いのよ!」

「親戚関係に支障が出る。」

「(夫)が苦労してんじゃないかって、
これからも苦労するんじゃないかって心配で。
(息子)もかわいそう。」



そんな言葉の数々を聞いて、
私は謝り叫ぶしかなかった。

「すいませんでした!!
私が悪かったです!!
すいませんでした…!!」



小さい頃に、お父さんに
責め立てられるように
怒られた場面がフラッシュバックした。

力づくでも謝り倒して
その場を治めることしか
その時の私にはできなかった。



混乱と、緊張と、引き裂かれる思いと、
ショック、衝撃、、

また裏切られた、という思い。



いつもニコニコと
よくしてくれていた義母だったからこそ、
そのギャップに理解が追いつかなかった。



なぜ?!



私のこと、そんな風に思ってたのに、
なんでいい人みたいに振る舞えたの?


もう信じたくない。
もう信じられない。






この出来事があってやっと、
価値観が違う人との付き合い方を
思い知らされたのだった。






でも、本当に思い知ったのは
自分との付き合い方だった。



義母に違和感を抱きながらも、
「うまくやらなきゃ」
って自分を誤魔化してきてた。



いい嫁、いい妻、いい母。



いっぱいいっぱい縛ってきたんだ。



役割を演じなきゃいけないことに
ものすごく頑張ってた。
だから、疲れてた。



1年経って、少しずつ
この出来事のことを整理して

きっとお義母さんも
いい嫁、いい妻、いい母
を、頑張ってきたんだろうなって思う。






少し前は、
何も口出ししてくれるな
って思ってた。

常識に縛られたかわいそうな人たちだ
くらいに思ってた。



そうやって突き放さないと
自分の気持ちを守って
やれなかったんだと思う。



今は、
「大事にしたい価値観がそれぞれにある」
ただ、それだけなんだと思ってる。



自分でもびっくりするくらい、
あなたのことも私のことも、
大事にできるようになっていた。



独りよがり?かもしれないショック



でも、私にとって
「大事にしたい価値観がそれぞれにある」
って思うことがしっくりくるから流れ星






明日、1年ぶりに義実家に行く。

どうなるかな?

ちょっと、心配でもあるけどあせる

自分がどう反応するのかも確認しに行きたいと
今は思う。





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