巨人からポスティングシステム(入札制度)を用いてブルージェイズと2年総額635万ドル(約6億9900万円)で契約した山口俊投手(32)は18日、トロントの本拠地球場ロジャーズセンターで行われたファン感謝イベント「ウインターフェスト」に参加。サイン会場の机に座る際は、入団会見と同様に「コンニチワ」と日本語であいさつし、観客と隣に座った主砲ゲレロJr.らの笑いを誘った。ブルージェイズの公式ツイッターなどが報じた。
「結構、名前も覚えてくれている。チームのために勝てるように。それで、さらに覚えてもらえたら」。ジーンズに昨季バージョンの白いユニホームを着用した山口は、気持ちも新たに語った。
15日の入団会見でこの日のイベントを知った山口は、壇上でアトキンスGMに「出席させていただいてもいいですか」と直訴。同GMは、笑顔で「そうしてもらえれば、ファンタスティックだ」と快諾していた。
チームはこの日、今季から刷新するチームロゴとユニホームのデザインを発表。本拠地のオンタリオ州でよく見られる鳥のブルージェイ(アオカケス)をモチーフにした第1チームロゴは、下地からボールのデザインをなくした。また、ユニホームは薄いブルーを基調としたチームカラーを復活させ、同ツイッターでは動画も紹介。「生まれ変わったブルー。新たな夜明け」と称した。