中国に周回遅れ。
ここ最近、中国のイノベーションに対する「日本の遅れ」が指摘されることが多くないでしょうか?ドローンしかり、スマホ決済や人工知能(AI)など、IT分野で中国勢が圧倒的な存在感を見せつけつつあります。
なかでも最近の中国では、その人の信用度を数値化する「信用スコア」というシステムが浸透していることをご存知でしたか?
でも、ニッポンも負けていません。チャット形式で質問に答えるだけで自分自身の信用スコアが簡単に診断できる「AIスコア」というサービスがすでに始まっており話題を集めているのです。
「信用スコア」時代ってなに?
人とデータと生活とが関連性を持ち始めた昨今、グローバルな規模で信用をめぐるサービスが脚光を浴びています。
なかでも中国は、2017年の段階ですでに市場の54.3%に達するほどキャッシュレス化が進んでいるスマホ決済大国です。
その中国のキャッシュレス化社会では、「芝麻(ジーマ)信用」という信用サービスが組み込まれていて、スコアが高いと優遇されたサービスを受けることができるのです。
例えば、買い物、ホテルの予約、携帯料金の支払いなど日々の生活にすら影響を与えています。そんな信用スコア、実は中国だけでなく日本でもその時代がやってきたのです。
日本でも信用スコアははじまっていた!
信用の数値化が求められるのは海外の話。といったイメージもありますが、現在の日本でも中国と同じように、スマホ決済によるキャッシュレス化のムーブメントが巻き起こっています。さまざまな場所で電子決済が利用可能になってきているのです。
やがては国内でも、こうした電子決済とも関連性が高い、信用のスコア化ニーズがやってくることも容易に予測できます。
いえ、実はもうその波は日本への届いているのです。
すでに国内でも信用スコアサービスはさまざまな企業が参入を表明しており、信用スコアを巡る市場も確立されつつある過渡期に差し掛かりました。
特に日本での先駆者である「J.Score」は、みずほ銀行とソフトバンクが設立した合弁会社であり、「AIスコア」というユニークな信用スコアサービスに注目が集まっています。
これは、ビッグデータとAI(人工知能)を活用することで、私たちの信用スコアを算出、さらに未来の可能性も加味され数値を視覚化できるのです。
スマホからわずか2分。AIスコアはどうやって分かる?
実際に、どのような感じで「J.Score」によるAIスコアをチェックするのか、簡単にご紹介します。このAIスコアの特徴の1つとして、その手軽さにあります。
スマホから手軽に始められて、操作は2分もかからない。早い人だと1分でしょうか。算出方法も手軽で、最初は18問程度の質問に答えていくだけという簡単なものです。
そして個人を特定する情報の入力をする必要がなく、さらに言えば名前はニックネームでも問題ありません。こうして個人を特定しない方法で、なおかつ自分が入力した情報だけですし、個人情報機関に記録が残ることもないそうなので安心してできます
さらにAIを活用した分析なので、判断基準に「振れ」が無いのも特徴となっています。人間のオペレーターによる判断と違って、公正な結果を得られるのです。
スコア算出後は、追加で趣味趣向やライフスタイルに関する質問に答えることで、スコアアップの可能性もあります。AIがより深く、入力した情報をもとに分析することで、スコアの精度を向上させます。
こうした手軽なれど本格的なAI診断が、無料で試すことができます。スコアはあくまでも参考値となりますが、それを知ることができるのは、自分の可能性をより深く探れる指針ともなるでしょう。
さらにAIスコアが、中国の信用スコアと決定的に違うのは自分の「未来を変える習慣行動」でスコアを変えられること。アプリ限定の機能として「ハビットチェンジ」という機能が搭載されており、毎日の運動、学習、睡眠、お金という4つの項目において、良い行動を習慣化し継続するとAIスコアに反映されるようになっています。 たとえば運動の場合、目標歩数が8000歩と設定されていて、1日の歩いた場所や歩数を記録することで運動を習慣化できます。
これまでのような年収や勤務先などの画一的なデータだけを評価するのではなく、未来を少しずつ変えていくような良い習慣を始めたり、続けることで、スコアにもその行動が反映されていく、つまり未来に対してどれだけよい行動を習慣化し継続しているかという点を重視する未来志向のスコアという画期的なサービスとなっているのです。
AIスコアを活用。
信用度を知る。それはただ数値を調べられるだけでなく、私たちのライフスタイルへの活用になることもある。という事例も覚えておかねばなりません。
AIスコアで自身の信用度や可能性を知ることによるメリットがありますが、AIスコアを活用したサービスも始まっています。それが「AIスコア・リワード」と「AIスコア・レンディング」です。
特に「AIスコア・リワード」には注目です。こちらはAIスコアをベースとした専用ランクに応じて、アライアンス企業からさまざまなリワード(特典)を受けられるといった日本初のサービスとなります。
エントリーは無料。ランクが上がると利用できる特典の種類やサービス内容が充実していくのが特徴です。
たとえば、通常では宿泊困難なホテルなどで、限定の宿泊プランが優待されるといったレジャー特典をはじめ、ビジネススクールやフィットネスクラブ、英会話レッスンも優待価格で利用可能。
こうしてAIスコア・リワードでは、人生をより豊かにするための、さまざまな特典を受けられます。
まず自分のスコアを知ってみよう
「信用」という目に見えない、ものを数値化する。
このアジアや米国では一般的なサービスが、いよいよ日本でも注目されつつあります。そして、これらは難しいものではありません。「AIスコア」ならスマホで2分、カジュアルにニックネームでも計測できます。
「AIスコア・リワード」といった、特典・優待サービスも充実しており、スコアを調べることでのメリットも十分にあります。今訪れているスマホ決済といったトレンドのチェックに余念のない方は、こちらも一度試してみてはいかがでしょうか。
文/小暮ひさのり
PR:株式会社J.Score