中古のパーソナルコンピュータ(PC)の購入・導入に興味をお持ちの方のために、中古PCに関する注意点、持っていた方がよい知識・情報などを紹介してまいります。
「中古」に限らず、PCを新たに購入しようというときには、「そのPCを何に使うのか」、「そのPCで何をしたいのか」を明確にすることが大切です。そうしないと、安くないお金を払って買ったPCが十分に役立たなかったり、逆にオーバースペックでもったいなかったりといった結果になりかねません。これでは投資は失敗したことになります。
逆に、「これといった目的がない」場合、たとえば「とりあえずPCというものの使い方をざっと知りたい」といった事情であれば(これも立派な「目的」なのですが)、これはもう、はっきりと「中古PCがおすすめ」です。廉価なベーシックモデルの中古品で勉強しましょう。
それ以外の目的がある場合を考えます。
・とにかく安いPCがほしい
・文書作成、表計算ソフトが使いたい
・動画や音楽を楽しみたい
・できるだけ小さいPCがほしい
・自分のブログやホームページを作りたい
・FPSみたいなゲームがしたい
・音楽ファイルや動画の編集がしたい
……これ以外にもあるでしょうが、主要なところはだいたいこのくらいでしょう。ここでは、上から下に、PCに要求されるスペック(処理速度、扱うデータ量などの性能)が高くなるように列挙しています。この順で見ていきます。
1.とにかく安いPCがほしい
上記の「とりあえずPCというものの使い方をざっと知りたい」という目的もこれに含まれるでしょう。そのほか、「ネットにつなげれば何でもいい」、「メールのやりとりができれば十分」など、PCに要求するタスクが軽い部類に属するもののみのケースが考えられます。
こうしたケースでは、
中古PCを強くおすすめできます。ベーシックモデルの中古で十分に満足できるでしょう。
2.文書作成、表計算ソフトが使いたい
お仕事メインのPCということになります。マイクロソフトのOfficeシリーズで、WordやExcel、Power Pointを中心に使います。
以前は「Officeは重い、ときどきPCが固まる」とよく言われたものです。CPUパワー、そして特に、メモリーの大容量化が必要だったのです。しかし近年はCPUパワーやメモリーがかなり強化されており、そういった問題はあまり起きなくなっています。
つまり今どきは、それほど高価な高性能モデルでなくとも十分にOfficeを運用できます。CPUについては、インテルのプロセッサで言えば i3 か第5世代の i5 くらい、メモリーについては4ギガバイトもあれば十分です。高価なグラフィックスボードも必要ありません。
そうしますと、この目的のケースでも
中古PCが非常に有力な選択肢になってきます。
3.動画や音楽を楽しみたい
DVDやCD、またはインターネット上からダウンロードした動画や音楽を楽しみたいという目的になると、少し要求スペックは高くなります。
通信については、デスクトップ機ならEthernet コネクターがあれば十分でしょうが、ラップトップ機であれば高速Wi-Fiの4Gに対応したモデムを内蔵しているか、USB接続のWi-Fiモデムが必要になります。低速通信だと、音楽ならほぼ問題ありませんが、動画だと頻繁に止まってしまいます。
CPUやメモリーについては、Youtubeの動画を見る程度であれば、上記の「2.」と同じくらいで大丈夫です。GPU(グラフィックスボード)も、ベーシックなもので十分。
ただ、高画質・高音質のHD(High Density)になると、非力なスペックでは動きがカクカクすることがあります。CPUは、できれば i5相当、メモリーは8ギガバイトあれば問題ありません。GPUもベーシックモデルで可。
総合的にみて、「2.」よりも少し高スペックになりますが、あまりちがいはありません。ということで、
この目的でも中古PCがおすすめです。
4.できるだけ小さいPCがほしい
「外回り営業、出張、旅のお伴に」といった使い方。また小さいPCは女性に人気です。
ラップトップ機で、モニターが10~12インチのものが中心になりますので、後述するようなゲームや動画編集など、「重い」作業はしないでしょう。上記の「2.」や「3.」の用途も、ほどほどにできれば十分という要求になると思います。
したがって、この目的でも中古PCがおすすめできます。新製品の小型軽量化が進んでいるのはたしかですが、そろそろ限界に来ており、差は大きくありません。少し前のモデルで十分です。
5.自分のブログやホームページを作りたい
ブログやホームページを作るとして、表現が文字を主体としたものであれば、これまでの「1.」~「4.」くらいのスペックで十分です。したがって、中古がおすすめ。
しかし、「アクセスを増やしたいので写真や動画をたくさん載せたい」となると、簡単な写真データ編集ソフトや動画編集ソフトもあると便利です。そういうソフトですと、やや「重い」ことがあります。するとスペックとしては、CPUは i5以上、メモリーは8ギガバイト、GPUもミドルレベルのものがほしいところです。
しかし、この想定でも、やはり最高スペックの新製品は必要ありません。ミドルレベルの新品という選択肢もありますが、同程度の中古品はさらにずっと安いです。
新品の購入は無駄な投資です。中古PCをおすすめします。
6.FPSみたいなゲームがしたい
FPSとはFirst Person Shooterのことで、自分が操作するキャラクターで画面に映るゲーム世界の中で格闘したり撃ち合ったりするゲームです。多くは、一見本物の俳優が演じているようにも見える非常にリアルな描写がされています。つまり、それほど高画質の動画なのです。
こうなりますと、CPUはともかく、GPUは高スペックのものがほしくなります。キャラクターの動きが自然でスムーズなようすを、ゲーマーの間では「ヌルヌル動く」と言いますが、高性能GPUでないとそうはいかないのです。性能の低いGPUでは動きがカクカクしてしまいます。
このようなケースでは、マシンに要求されるスペックはかなり高くなります。市販のPCでも「ゲーミングPC」というジャンルがあり、10万円から30万円台と、かなり高価な価格帯の商品が中心になっています。
そうなると、新品に食指が伸びていきそうになりますね。NVIDIA社製最新グラフィックスボード搭載のマシンとか。
しかし、高い買い物に飛びつく前に、プレイされるゲームの要求スペック、または推奨スペックを確認してください。最高画質モードでも最新グラフィックスボードを要求するゲームはほとんどないはずです。推奨スペックに示されているレベルと同等か、せいぜいワンランク上のボードのマシンであれば、将来ゲームのアップデートの結果、グラフィック処理が多少重くなったとしても、余裕をもって対応できるはずです。
こう考えますと、重いゲーム用のPCでも、中古PCに良いものが見つかれば第1選択になるでしょう。
7.音楽ファイルや動画の編集がしたい
ここでは、プロの方か、それに準じる方による作業を想定しています。PCの使用目的のうち、もっともPCに負担がかかる部類のものです。
これに関しては、まず「あつかう編集対象のファイル形式や容量による」と言わざるを得ません。動画で言えば、HDの720Pなのか1080Pなのか、あるいは4Kなのか、さらには8Kなのかによって、処理の重さは全然ちがいます。8Kともなると、さすがに最新最高のスペックでないとむずかしいでしょうから、高くとも新品しかないかもしれません。
また、「プロの方であれば、トップスペックの機材への投資を惜しまないのではないか」という可能性もあります。クオリティの高い作品を仕上げれば、投資の回収は容易ですし、クオリティの高い作品を仕上げるためには、なるべくハイスペックのマシンがあった方が良いわけです。
この使用目的については、「比較的低容量のデータしかあつかわないのであれば、中古PCを検討する余地もある」と指摘しておくにとどめます。
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