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自分に今の仕事は向いていないのではないか、と悩んではいませんか。
活き活きと働いている同期や同僚を見て、
・自分はどこか仕事に対して前向きな気持ちになれない
・いっそのこと仕事を辞めてしまおうか
と考えている人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、転職はチャンスであると同時にリスクでもあるため、その場の感情ですぐに会社を辞めてしまうことは避けるべきです。その前に本当に仕事に向いていないのか、ただ慣れていないだけなのかなどを判断する必要があります。
この記事では、仕事の向き・不向きを判断する方法を解説します。
この記事の目次 [閉じる]
仕事の向き不向きを判断する方法
自分の仕事が好きな人でも、例えばミスをしてしまった時や難しい仕事を挑戦していて上手くいかない時に、自分に今の仕事は向いていない、とふと感じてしまうものです。
日常的に「自分はこの仕事に向いていない」と感じている人は、まずは本当に向いていないのかを判断するポイントを紹介します。
今の仕事にやりがいや楽しさを感じているかを考える
まずは、日々行っている業務に楽しさややりがいを感じられるかを考えてみましょう。
人から感謝されて、あるいは褒められて嬉しかった、という経験や、誰かや何かのために頑張ろうと仕事のモチベーションを高められるものがあるかについて考えてみましょう。
楽しそうに仕事をやっている人であっても、日々の仕事の時間すべてが楽しいというわけではなく、中には辛い時期やストレスを抱える時期もあります。
そのようなことを踏まえて、まずはマイナスなことは考えず自分が仕事に対してポジティブになれることを思い浮かべてみましょう。
5年後の自分をイメージしてみる
今、自分の面倒を見てくれている先輩のように後輩に指導をしている自分の姿や、チームリーダとして部下をまとめている自分など、5年後の自分を具体的に想像してみましょう。
もし、上手くイメージができない、また今と同じ仕事を同じように続けている姿しかイメージできないのであれば、その仕事はあなたにとって向いていないかもしれません。
仕事の進め方に改善の余地があるか考える
「仕事に向いていない」と感じてしまうことには、必ず原因があります。具体的にどのようなタイミングで「仕事が向いていないのではないか」と感じてしまうかを振り返り、そこに改善点がないかを考えてみましょう。

例えば、いつも同じミスを上司に怒られていて、「怒られるのがつらい」と落ち込んでしまう。だから「この仕事は向いていない」と考えてしまっているかもしれません。
このような場合は、ミスを防ぐように仕事の進め方を変えることで、状況やモチベーションが改善する可能性があります。
あるいは、いつもなんとなく手を抜いて仕事をしているため、やる気が出ずに「仕事が面白くない」と思ってしまう。だから「この仕事は向いていない」と考えている人もいるかもしれません。
その場合は、目の前の仕事に一生懸命取り組んでみることで他者の評価が得られたり、より挑戦できる仕事を与えられたりするでしょう。
プライベートが充実しているか振り返る
仕事だけでなく、プライベートについて考えてみることも重要です。
仕事終わりの時間や休日に、仕事のことを考えずにプライベートの時間を楽しめているでしょうか。
- 休日も仕事のことばかり考えている
- ミスや失敗のことをつい思い出してみてプライベートの時間を楽しめない
- 休日も持ち帰った仕事を家でやっている
このような場合は、仕事があなたの大切なプライベートの時間を奪っていることになります。
反対に、趣味や友人との時間でプライベートを充実させている人は、仕事がある程度忙しくても頑張れるということもあるでしょう。
プライベートの時間に上手くストレス発散や気分転換が出来ていないと、仕事に対しても前向きな気持ちが持てないことに繋がります。
職場環境を客観的に見てみる
あなたが仕事に対してネガティブに考えているのは、あなた自身の問題でなく職場環境による可能性もあります。
上司がパワハラをする、教育制度が整っておらず先輩が教えてくれない、残業が長い、など仕事に集中出来る環境でないことで、仕事が上手くいかず、その結果「この仕事は自分に向いていない」と自己解決してしまっているかもしれません。
「仕事が向いていない」と感じると同時に、「職場が自分に合っていない」と感じているのであれば、具体的にどのような点が自分に合っていないのかを書き出してみましょう。
職場に尊敬できる先輩はいるか
「5年後の自分をイメージしてみる」で、自分が5年後、尊敬する先輩のように仕事をこなしている姿をイメージした方もいらっしゃるかもしれません。
尊敬できる上司・先輩が身近にいることも仕事へのモチベーションを高めるという意味で重要です。また、上司や先輩はあなたよりも長く働いている人になるため、長く働き続けることでどのようなポジション、仕事を得ることが出来るのかを見ることもできます。
もし尊敬できる先輩がいない、逆に上司のようにはなりたくない、と感じるのであれば、その職場はあなたのキャリアにとってプラスにならない可能性が高いです。
「向いてない」と言われた時の感情を見つめてみる
自分自身で「向いていない」と考えるよりも、人から「向いていない」と言われる時の方が、より素直な感情が湧いてくるものです。
先輩や上司から「向いていない」と言われ、「そんなことはない」と反抗したくなった場合、それはあなたはその仕事に対して向上心を持っており、これからも続けたいと心のどこかで思っている証拠です。
一方で、「やっぱり向いていないんだ」と言われたことを素直に認めた場合は、あなたの心の中に仕事への諦めがある証拠かもしれません。そのような場合でも、これから紹介する対処法を参考に気持ちを切り替えることも可能です。ぜひ、この後の記事を参考にしてください。
やりたくない仕事と比べてみる
仕事が向いていない・辞めたいと感じているのは、自分の求める理想の仕事と現実にギャップがあることを表しています。
例えば「残業がなくて、給料が高くて、楽で楽しい仕事」といった理想を描いているのであれは、それは仕事に対して理想を求めすぎているのかもしれません。自分の理想と現実のギャップから仕事に対してのモチベーションがわかない場合は、飛び込み営業や単純作業など、やりたくない仕事と今の仕事を比べてみましょう。
そうすると今の仕事の良いところ、恵まれているところに気づくことでしょう。
仕事の中で楽しい作業と楽しくない作業を分類する
あなたが感じている「向いていない仕事」を、別の角度で見てみる方法もあります。
あなたが日々行っている仕事の中で、楽しいこと、やりがいを感じていること・楽しくないこと、やりがいを感じないことに分類してみて、それぞれどれくらいの割合であるかを見ます。

「楽しいこと、やりがいを感じること」の比率が大きい場合、その仕事はあなたにとって「比較的向いている」仕事になります。
楽しい・やりがいがあると思っている仕事の中で「向いていない」と感じることがあるのであれば、それは仕事に対する熱意が強く、もっと上手くできるようになりたいと思っているからこそ、上手く仕事ができない自分への失望の気持ちの表れと捉えることができます。

仕事に向いていないと思ってしまうきっかけ
順調に仕事をやっていても、ミスやちょっとしたきっかけで「この仕事は自分に向いていない」と感じてしまうことがあります。
この時、自分自身でなぜそのような気持ちになるのかを理解しているかどうかで、その後の気持ちの切り替え方やモチベーションの保ち方に大きく影響します。
これを踏まえ、自分の気持ちをコントロールするためにまずは、人がどのようなきっかけで「仕事に向いていない」と思ってしまうのか、いくつかのパターンを紹介します。
些細なミスばかりしてしまう
書類の誤字脱字、上司への報告を忘れたり、メールで宛先を間違えたり・・・と小さなミスを日々繰り返していくと、それらが積み重なって自己否定的になってしまうことがあります。
こういったミスは多かれ少なかれ誰でもやってしまうことではありますが、些細なミスが積み重なっていくことで「仕事に向いていない」という考えに至ってしまいます。
自分が仕事が向いていないと考えている人で、その原因がミスばかりしてしまうことである人は、ミスを徹底的に防ぐ方法を考えることで仕事へのモチベーションも変えられる可能性があります。
上司から「向いてない」と言われる
自分自身では特に問題なく仕事をこなしていたはずなのに、突然上司から「向いていない」と言われて、その言葉が頭から離れない・・・というケースもあります。
特に自分を教育・評価する立場である上司から言われるその言葉は、あなた自身が自分の頭で考えるよりも重く心にのしかかります。その言葉に反論も出来ずに、黙り込んでしまった、という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが上司には教育上の観点など、そのような言葉をかける理由があります。上司に言葉の意味を真意を確認し、自分に具体的に何を求めているのか聞いてみましょう。
もし上司が感情的にそのような言葉をかけているのであれば、それは気にしなくても良い言葉なので、聞き流しましょう。
達成感を感じない
日々の仕事で達成感を感じられない、何に対しても特にやる気がない、という感情から「自分にはもっと難しい・楽しい仕事があっている」「この仕事は自分には合っていない」といったように考えることもあります。
上昇志向が強い人ほど、このように考える人が多くいる傾向がありますが、その場合も「では、どのようなことであれば達成感を感じることができるのか」を考える必要があります。
同僚や部下に追い越されていると感じる
「今の仕事を始めていくらか時間が経っているのに、未だに慣れることができない」「自分より後に配属された後輩のほうが上手く仕事をこなしているように見える」という仕事を上手くできない気持ちから「向いていない」と感じることもあります。
しかし、人にはそれぞれ向き不向きがあると同時に、同じ仕事であってもそれに慣れるまでの期間は人によってそれぞれです。
焦る気持ちはあるかもしれませんが、そのような時こそ落ち着いて、どのようにすれば今よりも上手く仕事が出来るのか、仕事に慣れるためにはどのようにすればよいか、など問題を積極的に解決出来る方法を考えてみましょう。
他にやりたいこと・向いてると思うことがある
「本当は◯◯業界に就職したかった」「本当は◯◯の仕事に就きたかった」という思いを引きずり、それが実現されていない不満から「今の仕事は自分に向いていない」「この仕事は本来私がやるべきことではない」といったように否定的な考えを持つことがあります。
このような場合については、自分が「本当はしたいこと・他にやりたいこと」について真剣に考え、このまま今の仕事を続けるのか、本当にやりたいことが出来る仕事の転職するのかを考える必要があります。
転職やキャリアチェンジには当然リスクも伴います。転職先で、理想と現実のギャップに悩む可能性もあるでしょう。そのため、転職も視野に入れて考えている人は記事の後半で紹介している「転職する際の注意点」を参考にして、自己分析・現状分析をしっかりと行った上で判断するようにしましょう。
関連記事:自分に向いてる仕事って?やりがいのある適職の見つける方法
毎朝「仕事に行きたくない」と思う
毎朝起きた時や家を出る時に「仕事に行きたくない」と感じる人は、仕事に対してのネガティブな思いが強くなっており、仕事が嫌だ=この仕事は自分に向いていないと感じることがあります。
上司との人間関係が上手くいっていない、来週のプレゼンがプレッシャーだ、など仕事に行きたくないと感じる理由も人それぞれですが、まずはなぜそのように感じるのか、自分の感情を整理してみることが大切です。
関連記事:仕事に行きたくない時の対処法8つ&朝の過ごし方を解説
周囲の足を引っ張っている気がする
自分の仕事のスピードやミスで、周囲に迷惑をかけているのではないか、という気持ちから「仕事が向いていない」と感じるケースもあります。
あなた自身は仕事に対して不満や不安がないが、周囲に対して申し訳ない気持ちがあるのであれば、実際に何か問題があるのかを上司や同僚に相談してみましょう。
こういったケースは、自分の思い込みによって起きていることもあるため、周囲との話し合いによって解決することがあります。
愚痴や不満や責任転嫁する気持ちがある
仕事でミスをして怒られた、もっと評価されていいはずなのになかなか昇給・昇格されない、といったような仕事への愚痴・不満が仕事への投げやりの気持ちに変わり、「この仕事は自分に向いていない」という考えになることもあります。
これは仕事に対してしっかりと向き合えていない証拠でもありますが、不満が解消された時に自然とその気持ちも消える可能性もあります。
上司から「向いてない」と言われた時の適切な考え方
自分では上手く仕事をやっているつもりなのに、上司から「向いていない」と言われてしまった時、気持ちが落ち込んでしまうことでしょう。
上司から「向いてない」と言われた場合、もしかするとあなたのやる気を引き出すために言っている可能性もあります。
仕事中ぼんやりしていたり、些細なミスが多発したりすることはありませんか。心当たりがあるのであれば、上司はあなたの気を引き締めるために敢えてきつい言葉を使っているのかもしれません。
それらはいわゆるパワハラであるため、そういった人に「向いてない」と叱責された場合は、必要以上に自分を責めないようにしましょう。
上司は「仕事の向き不向き」を判断できるわけではない
自分より経験も豊富な上司からの言葉は胸に刺さることもあるでしょう。
しかし評価には個人的な主観がつきものです。その上司から見たら「仕事ができない」という評価であったとしても、別部署の上司や社員、クライアントなどからみれば「仕事ができる」という評価に変わることもあります。
上司の言葉には確かに耳を傾けるべきですが、絶対ではありません。上司の言葉で悩むことがあれば、同僚や先輩など他の社員に相談してみましょう。
将来の不安はプロに相談して解決
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「仕事に向いていない」と思った時の対処法
「仕事に向いていないと思ってしまうきっかけ」で説明した通り、「仕事に向いていない」と感じる原因は人それぞれです。しかし、いずれの場合においても「向いていない」という気持ちをまずは分析し、積極的に解決する方法を考えてみることが重要です。
ここからは、「仕事が向いていない」と感じた時の対処方法について紹介します。
人事に相談し異動の希望を伝える
仕事が向いていない、と感じる原因が仕事の内容や上司などとの人間関係にある場合、部署異動によって状況が改善する可能性があります。
今の仕事で抱えている悩みや不満、やりたい仕事や望むべき職場環境などを人事に相談し、人事異動が可能かどうか相談してみましょう。
すぐの異動が叶わなかったとしても、半年後や一年後に異動ができる可能性もあるため、希望は伝えておきましょう。
同僚や友人に相談する
人事や上司などに相談することが出来ない場合、同僚や友人などまずは身近な人に相談してみましょう。
もしかすると、相手もあなたと同じような悩みを抱えているかもしれませんし、アドバイスや対処方法を一緒に考えてくれるかもしれません。
また、悩みや考えを人に話すことであなた自身の気持ちの整理もつきます。誰かに悩みを聞いてもらうだけで、本当は自分がどうしたいかがわかったり、問題に対する解決策を思いつくかもしれません。
少しの間仕事を休んでみる
仕事に向いていない、という気持ちと同時に、仕事に行きたくないと感じている時は、思い切って少しの間仕事を休んでみることも一つの方法です。
一定期間仕事と離れ、どこか旅行して非日常を感じてみたり、趣味や好きなことに没頭する時間にしても良いでしょう。リラックスした状態で改めて仕事に対する悩みや考えと向き合うと、また新しい考えも浮かんでくるかもしれません。
向いていないと思う理由を紙に書き出してみる
この仕事は自分にあっていない、自分はこのまま仕事を続けていても意味がない・・・と頭の中で漠然と考えていても、余計ネガティブな方向へ悩んでしまうだけです。
自分を客観視するためにも、一度紙に書き出してみることをおすすめします。

考えを実際の言葉にすることで、自分の考えが整理され、また紙に文字にすることで状況を客観的に見ることもできます。
書き出した後は、その原因が自分にあるのか、職場や環境にあるのか、対処法はあるのか、改善策はあるのかなどを考えてみて、自分が過ごしやすい職場環境にするにはどのようにすればよいかを考えてみましょう。
まずは「成果を出す」ことに集中する
仕事に対して前向きな気持ちを持てていない人の中には、すでに退職や転職の意思を固めている方もいらっしゃることでしょう。
しかし転職するにも、何かしらの実績や成果やスキルが必要です。スキルがない状態で転職をしても、希望のポジションや会社に就職できないことになります。
今の仕事の状況が改善できるものではない、という場合は「今の仕事は次の転職までの準備期間」と割り切って、成果を上げたりスキルを身に付けることに注力して働いてみることもひとつの方法です。
「仕事に向いていない」悩みが解決できない時には「転職」も視野に
自分の気持ちを客観的に分析したり、悩みを紙に書き出してみたけれど未だに悩みを解決できない、という場合は、これから紹介するアクションを取ってみましょう。
転職活動の準備を始める
気持ちを切り替えたり、状況を積極的に改善させようとした結果、やはり自分にこの仕事は向いていない、と感じるのであれば、転職をする手段もあります。
次の会社を見つける前に今の仕事を退職してしまうことは、収入が一時的に途絶えるリスクにもなるため、転職活動は慎重に行うべきです。
この後解説する転職をする際の注意点を参考にして、転職を成功させるための準備を始めましょう。
自己分析をする
自分を客観的に分析することで、普段は意識していない自分の考えなどを意識することができ、転職活動時の企業選びの参考になります。
自己分析は大学生の時の就職活動でやった人が多いと思いますが、社会人経験を経て、仕事観や人生観など学生時代から変わっているということもあるため、転職前にあらためてやってみることをおすすめします。
転職エージェントに相談する
自分の意思で色々なことを決定することも重要ですが、転職については転職エージェントを活用する方法も効果的です。
転職エージェントは、多くの求職者や求人企業の特徴を把握しています。転職のプロの視点から客観的に自分の適性を見てもらい、それに自分の自己分析結果と合わせて判断することでより精度の高い、失敗の可能性の低い転職をすることが可能になります。
どうしても向いてないと思ったら:転職をする際の注意点
考えや行動を変えて、今の職場環境に自分を合わせようとする努力も重要ですが、どうしても向いていない仕事を続けていくのは、あなたの将来のキャリアにも会社にも良い影響を与えません。
慎重に考えた結果、転職を決意することもあるでしょう。
最後に、どうしても向いていないと思い転職をする際に注意したい点をいくつか紹介します。
何が向いてないのか明確にする
今の仕事が向いていない、というネガティブな気持ちのまま転職活動を始めても、その気持の原因や背景を理解していないと、また同じような職場に就職してしまう可能性があります。

数カ月後にまた同じ思いをしないように、転職前には「今の仕事の何が向いていないのか」を明確にすることが必要です。
この記事の冒頭で紹介した「仕事が向いていなと思ってしまうきっかけ」の内容を参考に、自分がどのような環境にいると仕事に対して前向きになれるのか、どのような仕事・職場は嫌かを明確にさせておきましょう。
これらの分析は、より客観的に明確にするために紙に書き出してみることをおすすめします。
適職診断をやってみる
適職診断を行って、自分の性格を客観的に判断してもらうことも効果的です。
結果は必ずしも当たっているわけではありませんが、診断結果だけでなく、診断途中に質問に答えていく中で気持ちが整理されて意思が固まってくることもあります。
適職診断の結果、あなたが想像もしていなかった職種が適正判断されるかもしれません。そういった結果に対しては、とりあえず興味を持ってその仕事について深く調べてみましょう。転職エージェントを使う場合は、エージェントにその職種について質問してみてもよいでしょう。
参考:適職診断
積極的に情報収集をする
自己分析をしっかりとやっていたとしても、自分の知識や考えの範囲内で転職活動をしてしまうと、また同じような職場に就職してしまう可能性があります。
積極的に情報収集を行い、世の中にはどのような仕事があるか、どのような働き方、会社があるのかなどを出来るだけ多く知っておきましょう。
情報収集のためには、転職セミナーなどに参加したり転職エージェントなどを活用すると良いでしょう。
会社を基準に探す
仕事内容だけでなく、働く環境やどのような人と働くかも重要なポイントです。
面接では仕事内容の質問はもちろん、できれば職場の雰囲気なども質問してみましょう。今の仕事で、給与面について不満がある人は給与面についても面接段階で聞いてみるべきです。
採用される前から給与についての質問はしづらい、と遠慮する人もいるかもしれませんが、その問題が将来あなたが仕事に対してモチベーションを保ったままできるかどうかの重要なポイントになるのであれば、入社前に明確にさせておくべきでしょう。
さいごに
向いていない、と思いながら仕事を続けることは精神的につらいことです。
しかし、原因を客観的に分析したり、気持ちを前向きに切り替えることで改善できることもあるため、まずは向いていないと諦めるのではなく、自分の気持ちと素直に向き合ってみましょう。
そして、一人で悩みすぎないことも大切です。上司・先輩・同僚・友人・家族など誰か話を聞いてくれる人に悩みをとりあえず話してみることで、気持ちがすっきりしたり、自分が本当はどのようにしたいかが見えてくることでしょう。