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【Vamos!! FC東京】

FC東京の新外国人DFオマリが全体練習に参加 空中戦の強さが持ち味「FC東京に加われて光栄に思う」

2020年1月17日 23時28分

チームの全体練習に合流したDFオマリ=かいぎんフィールド国頭で(FC東京提供)

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 FC東京に新加入したレバノン代表DFジョアン・オマリ(31)が、沖縄キャンプ11日目の17日、かいぎんフィールド国頭でチームの全体練習に参加した。日本にも馴染みが深く、鳥栖、神戸と渡り歩き、東京が3クラブ目となるだけに新天地に戸惑いはない。今季はU-23日本代表の岡崎慎(21)が清水に期限付き移籍。手薄となったセンターバックに加わった貴重な戦力は「さらに強固なチームにしていきたい」と抱負を語った。

 期待の新戦力はオフ明けすぐにメディカルチェックを済ませ、新天地に早速合流。「さすがに疲れはあるよ」と笑うが、再び日本でプレーできる喜びを感じさせた。

 「私を信頼して声を掛けてくれたことをうれしく思うよ。東京は日本でも大きなチームの一つだ。昨年好成績を収めたFC東京が現状に甘んじることなく、上を目指している。そこに加われることを光栄に思うね」

 前日の練習試合に出場した選手はこの日、クールダウン目的の軽めのメニューとなったため、その他のけが明けの選手らに交じってボールを蹴った。

 対人の強さや、空中戦の強さは、昨季の東京との対戦でセットプレーからゴールを挙げたことなどで証明済み。主力でU-23日本代表のDF渡辺が、今季は東京五輪代表活動でチームを長く離れることが予想されるだけに、その穴埋めとしての期待は高い。レバノン国籍だけに、4年ぶりに出場するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ではアジア枠として出場することも可能と使い勝手もいい。

 「これからいいことも、うまくいかないこともあるかもしれないが、より強固なチームになるための力になりたい」。ACLプレーオフまで10日余り。周囲との連係が深まれば、チームにとって心強い存在となるはずだ。

 ▼ジョアン・オマリ 1988年8月19日生まれ、ドイツ・ベルリン出身の31歳。187センチ、84キロ。DF。ドイツ5部リーグでプロとしてのキャリアをスタートさせ、トルコ1部のシワススポル、UAEのアルナスルなどを経て、2018年夏にJ1鳥栖へ期限付き移籍。一度、アルナスルに戻ったが、昨夏からJ1神戸に在籍し、今冬、FC東京に完全移籍した。恵まれた体格を生かした対人プレー、空中戦に強い。J1通算出場15試合2得点。レバノン代表。ベルリン出身だが両親がレバノン人で同国代表を選んだ。

 

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