混合コンテンツ対策に困っている人
「混合コンテンツがGoogleにブロックされるって本当ですか?でも、どうやって対策したらいいんだろう。初心者でもわかるように、混合コンテンツがダメな理由と改善方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます。
1.混合コンテンツの改善方法を完全解説します
2.なぜ混合コンテンツは改善必須なのか
3.まずはSSL化しましょう
4.バックアップを取りましょう
5.全ての「https」を「https」に一斉変換する方法
1.混合コンテンツの改善方法を完全解説します
ブログで毎月10万円前後稼いでいます。今回は、「混合コンテンツの改善方法」をわかりやすく解説しました。5分でできます。
2.なぜ混合コンテンツは改善必須なのか
結論として、混合コンテンツは必ず改善しましょう。というのは、Googleが混合コンテンツをブロックすると正式発表したからです。
(参考:【Google公式情報】混合コンテンツの防止)
放置しておくと、ブログの評価自体が下がってしまいます。
なので、今すぐ対策しましょう。
「混合コンテンツとは何?」と思った方に捕捉すると、混合コンテンツとは、「https化されたサイトであるにもかかわらず、httpsから始まるコンテンツを含んでいるサイト」のことです。
混合コンテンツとは:
HTTPS化されたサイトの中にHTTPが含まれているサイトのことです。
この問題はマナブさんのYoutube動画で発見しました。
マナブさん、有益な情報をありがとうございます。私自身、「すぐに対策しないと・・・」と感じ、実際に自分のブログで改善を行いました。
残念ながら、手作業で1つ1つ改善すると消耗します。この記事では、最速の対策方法をお伝えします。
3.まずはSSL化しましょう
「ブログのSSL化って何?」という方向けに解説します。SSL化が完了済の方は、この項目はスルーでOKです。
SSL化とは:
Webサイトの暗号化通信のことです。「https」ではなく「https」からはじめるURLになっていればOKです。
結論として、下の2つを行いましょう。
⑴サーバーでSSL化を設定
⑵WordPress管理画面の「設定」をクリックし、下の通りに変更し、保存する
・WordPress アドレス (URL):「https」部分を「https」に変更
・サイトアドレス (URL):「https」部分を「https」に変更
画像付きで解説します。
⑴サーバーでSSL化を設定(エックスサーバーの場合)
サーバーパネルにログインし、SSL化設定をクリック。
独自SSL化設定追加をクリック
設定対象ドメインから自分のブログのURLを選択し、変更をクリック。
⑵WordPress管理画面の「設定」をクリックし、下の通りに変更し、保存する
・WordPress アドレス (URL):「https」部分を「https」に変更
・サイトアドレス (URL):「https」部分を「https」に変更
これで全てOKです。
補足:SSL化無料のサーバーを選びましょう
SSL化は必須になっているので、SSL化が無料なサーバーを選ぶと良いでしょう。サーバー選びについては、下の記事で詳しく解説しています。
4.バックアップを取りましょう
作業に入る前に、バックアップが必要です。というのは、大規模なリンク変更になるので、失敗した場合に復元できるようにするためです。やり方は下記のとおりです。
プラグイン⇒新規追加⇒All in One WP Migrationを検索⇒インストール⇒有効化
バーの「All in One WP Migration」をクリック⇒エクスポート
⇒エクスポート先を「ファイル」に設定
「Download ●●.com(あなたのブログ名)」をクリック⇒ダウンロードしたファイルを保存
これで準備OKです。もし失敗したら下の作業を行ってください。手順通りにやれば問題ありませんが、念のためです。
バーの「All in One WP Migration」をクリック⇒インポート⇒インポート元を「ファイル」に設定⇒先ほど保存した「Download ●●.com(あなたのブログ名)」をクリック
5.全ての「https」を「https」に一斉変換する方法
いよいよ本題です。5分で終わるのでお付き合いください。やり方は下記のとおりです。
プラグイン⇒新規追加⇒「search regex」を検索⇒インストール⇒有効
バーの「search regex」をクリック
Search pattern:https
Replace pattern:https
と入力し、Replace&Saveをクリック
Search pattern:httpss
Replace pattern:https
と入力し、Replace&Saveをクリック
これで全てOKです。
少し解説です
やや難しかったかもなので、解説を入れます。結論としては下記のとおり。
何をやったのか
「Search Regex」で「https」を一括検索し、全て「https」に置き換えました。
なぜ2回置き換えたのか
実は「https⇒https」の置き換えでは、不十分です。なぜなら、「httpss」が生まれてしまうからです。例えば下記のとおりです。
変換後:httpsss://uriboublog.com/●●
このように、余計に「s」がついてしまいます。なので、最後に「httpss⇒https」の処理を行いました。
まとめ
今回は「混合コンテンツの対策方法」を解説しました。この方法でいったんは全て改善できます。「定期的に改善すればOKかな」と考えていますが、他にもっと良いやり方があればご報告します。
ご参考になれば幸いです。