確かにこれはかなりダメでしたね。他の医学の分野でも、たまに「通説とされていたけどさかのぼると根拠があやふやだった」という事例があります。社会学には、そういう事例は一切存在しないのでしょうか。
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>「通説とされていたけどさかのぼると根拠があやふやだった」という事例 これはそういう事例ではありません。 https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20171217/professional … がいちばんわかりやすいと思いますが、 (1) 最初から研究不正ギリギリの論文が出ていて、 (2) それを極度に単純化して政治宣伝に使った ということなので
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歴史的な経過としては ・Bendel+Hua (1978) は翌年には批判を受けており、それに反論できなかったので、学界内で「これはダメだ」という評価になっていた ・Bunting et al (2013) は、論文が出る前に政治利用が始まっている ので、どちらも通説などではありえないのです
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ちなみに ・Bendel+Hua (1978) がチェリーピッキングで作ったデータを
#吉村泰典 が「デフォルメ」(要するに改ざん) したグラフの初出は2013年 https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20160331/falsified … 「通説とされていた」どころか、きわめて新しいもので、吉村以外には使用例が見当たらないという代物です。1 reply 4 retweets 3 likes -
医学の世界では、大御所の先生がブログに書いたことは自動的に「通説」になるのかもしれません。しかし医学以外の世界では (社会学をふくめ) そんなことはないと思います。
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いずれにせよこの話は、学会内で長年信じられてきた通説が実は間違っていたことがあとからわかった、というようなものではありません。学会理事長がデータを改ざんしてでっちあげた新説(したがって本人はウソであることを知っている)をブログやオンライン動画や講演会で広めていただけなので。
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学会が政府に出した要望書もそういう活動の一環で、大臣に渡すセレモニーも自分でセッティングしていたわけです。権力を握った吉村が暴走して、非科学的な独自説の宣伝に学会を動員したようにも見えます。
#fukukyozai1 reply 2 retweets 2 likes -
しかしそれが発覚したあとも、要望書の撤回も謝罪も行わず、実行者は処罰されていませんし、真相の究明にも取り組んでいません。おそらく、吉村の独断ではなく、学会の広い範囲を巻き込んでの政治活動ですね。
#fukukyozai1 reply 2 retweets 2 likes -
私は、こんなむちゃくちゃなことがまかり通っている学会というものを見たことがないので、てっきり医学ならではの悪辣な事例なのだと思っていました。
@NATROM さんがほかに類例をご存じなのであれば、是非ご教示たまわりたいところです。1 reply 3 retweets 4 likes -
わたしもお聞きしたいですね。こんな悪辣な医学による女性の主体侵害の事例ってちょっとヒきますから、普通は。助産雑誌を片端から読んでますが、さすがにグラフ改ざんは…歴史的にも注目される事例ですし。
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グラフ改ざんだけならその辺にいろいろあるでしょう。この例が特殊なのは、 (1) 学会ぐるみであること (しかもぽっと出の泡沫学会ではなく、業界最大手で強大な政治権力を持つ) (2) 発覚したあとも当該の学会は知らんぷり (3) 多数いるはずの学会員も、一切批判や真相究明に動かなかった というあたり