メッツのGMアドバイザーで、米スポーツ専門局ESPNの大リーグ解説者も務めるジェシカ・メンドーサさんが、自身の発言が原因となって非難にさらされている。元女子ソフトボール米国代表のメンドーサさんは16日、ESPNラジオ局の番組に出演。アスレチックスのファイアーズ投手が、2017年当時に在籍したアストロズのサイン盗みを暴露したことを批判し、物議を醸している。
「公にしたことについては、問題だと思う。納得できない。野球界にとって悲しい気持ちにさせられた。最初に聞いたときは、あらゆるチームメートたちと同じ衝撃を受けた。『それはやるなよ』とね。現在のチームメートに(サイン盗みについて)アドバイスするのは分かるが、公に非難して、この事態の幕を開けたことは受け入れがたい」。
この意見に対する批判が集中すると、同解説者はツイッターの声明で「ズルは告発されるべきだった。単に告発の方法に同意できないだけだ。最初からチームか大リーグ機構に情報を提供すべきだった」釈明したが、火に油を注ぐ形となった。